このページでは「銀閣寺」から「清水寺」への行き方を紹介します。
京都市内での移動手段は、京都市バスをはじめ、地下鉄やJRなど複数あります。
なかでも、京都市バスは観光に便利ですが、バス路線網は、複雑怪奇を絵に描いたように複雑です。
人を迷わせたいのかと錯覚するくらい、ややこしく路線が張り巡らされています。
でも、このページを見たら大丈夫。皆さんを「銀閣寺」から「清水寺」まで、無事にお届けします。
「銀閣寺」から「清水寺」までは、以下のような交通手段が使えます。
- 京都市バス203号系統→徒歩
- 京都市バス→京都市バス(市バスを乗り継ぎ)
- スカイホップバス
清水寺の参拝時間や参拝料など、基本的な情報はこちら。
猛暑と底冷えが厳しいとき、バス車内混雑を避けたいときは、タクシーもご検討ください!
【京都市バス→徒歩】銀閣寺から清水寺への行き方
銀閣寺から清水寺までは「市バスと徒歩」を組み合わせた経路をおススメします。
- 経路は複雑、また混雑もしますが「京都観光の1番の足」は、京都市バス!
- 手荷物が多い、混雑を避けたい場合は「電車」を使った経路で行きましょう。
電車を移動に活用いただきたいのですが、京都の電車はあまり便利ではありません。路線上にある観光スポットが限られています。
銀閣寺から清水寺へ行くときも、電車の路線網から外れるため、京都市バスを使う経路がおススメです。
銀閣寺最寄りのバス停
同じ名前のバス停が複数あるので、ご注意ください。行き先によりバス停が異なります。
市バスが複雑で、観光客の皆さんが迷う原因のひとつが「同じ名前のバス停が複数ある」。
銀閣寺最寄りの京都市バスのバス停は「2つ」あり、バス停の名前は「銀閣寺道」と「銀閣寺前」です。
特に、銀閣寺道は、バス停が「4つ」あります。
乗る向きを間違えると、行きたい方向と真逆の方向へ進んでしまう可能性があるので、ご注意ください。
各バス停から出発するバスの目的地は、このとおりです。
- 銀閣寺道1:祇園・清水寺・京都駅・四条河原町
- 停車するバスは、5・5(快速)・32・105・203・204・観光特急100
- 銀閣寺道2:岩倉・北大路バスターミナル・金閣寺
- 停車するバスは、5・204
- 銀閣寺道3:四条河原町・京都駅・北野白梅町
- 停車するバスは、7・102・203
- 銀閣寺道4:錦林車庫
- 停車するバスは、7・102
- 銀閣寺前1:祇園・清水寺・京都駅・四条河原町
- 停車するバスは、32・105・観光特急100
清水寺へ行くときは「1」のバス停から出発します。
京都市バス203号系統→徒歩で清水寺へ行く
京都市バス「203」号系統は「バス停 銀閣寺道1」に停車します。
- 最寄りバス停バス停 銀閣寺道1へ移動
- 乗車するバス京都市バス203号系統
- [平日 8時-16時]
1時間あたりの運行本数:最大8/最小5 - [土曜・休日 8時-16時]
1時間あたりの運行本数:最大6/最小4
- [平日 8時-16時]
- 市バス乗車京都市バス203号系統に乗車
- 降車するバス停は「祇園」
- 乗車時間:19分 (13駅)
- 市バス降車バス停「祇園」で降車
- 清水寺清水寺まで徒歩
- バス停から清水寺までは「22分(1.4km)」
清水寺の最寄りバス停まで行かない理由
清水寺の最寄りバス停までバスで行かず、徒歩をおススメする理由は、このとおりです。
- バス停 祇園 以降の道が、京都でも屈指の混雑区間。
- 歩いた方が、清水寺に早く・楽にたどり着ける。
観光シーズンの祇園・清水エリアのバス停には、テーマパークを彷彿とさせる、長蛇の列が絶えません。
特に「清水坂」「五条坂」の混雑極める様子は、壮絶です。何を講じても、混雑は解消されていません。
現状、徒歩以外すすめられる交通手段は、ありません。徒歩の方が、バスより楽で早いのです。
【京都市バス(乗換あり)】 銀閣寺から清水寺への行き方
銀閣寺から清水寺までは「京都市バスのみ(乗換あり)」で行く経路もあります。
市バス車内混雑と市バスのルート混雑が予想されるため、基本的に「市バス+徒歩ルート」をおススメします。
清水寺エリアの道路とバスは、めまいがするくらい混雑しています。
銀閣寺最寄りのバス停
同じ名前のバス停が複数あるので、ご注意ください。行き先によりバス停が異なります。
市バスが複雑で、観光客の皆さんが迷う原因のひとつが「同じ名前のバス停が複数ある」。
銀閣寺最寄りの京都市バスのバス停は「2つ」あり、バス停の名前は「銀閣寺道」と「銀閣寺前」です。
特に、銀閣寺道は、バス停が「4つ」あります。
乗る向きを間違えると、行きたい方向と真逆の方向へ進んでしまう可能性があるので、ご注意ください。
各バス停から出発するバスの目的地は、このとおりです。
- 銀閣寺道1:祇園・清水寺・京都駅・四条河原町
- 停車するバスは、5・5(快速)・32・105・203・204・観光特急100
- 銀閣寺道2:岩倉・北大路バスターミナル・金閣寺
- 停車するバスは、5・204
- 銀閣寺道3:四条河原町・京都駅・北野白梅町
- 停車するバスは、7・102・203
- 銀閣寺道4:錦林車庫
- 停車するバスは、7・102
- 銀閣寺前1:祇園・清水寺・京都駅・四条河原町
- 停車するバスは、32・105・観光特急100
京都市バスを乗り継いで清水寺へ行く
乗り継ぎありで銀閣寺から清水寺まで行く場合、乗り換えられるポイントと、乗車できるバス系統の組み合わせが、複数あります。
銀閣寺から清水寺までは、観光系統「楽洛ライン」も利用可能です!
- 100号系統 清水寺・祇園・銀閣寺ラインが、土日祝限定で運行しています。
- 銀閣寺前、銀閣寺道、どちらのバス停にも停車します。
- 昼間のみ、1時間当たりの運行本数は、1本から4本です。時刻表は、こちらから。
市バス(乗換あり)を1番におススメしない理由
複数ルートがあってもよいのですが、選択が面倒になったり、間違えが心配になったりしませんか?
いずれのバスも、銀閣寺の最寄りバス停から乗車しますが、どこで降りてどのバスに乗り換えるか、判断が難しいと思います。
バスの系統と運行ルートが頭にあれば、調べなくても行ける京都の人は多いですが、なれないと逆に迷ってしまうかもしれません。
また、例に挙げたアクセス方法は、問題ないように見えますが、実は「心からおススメできない理由」が隠れています。
- 「市バス203→祇園→市バス202」
202号系統以外にも「206・207・86号系統」に乗車可能 - 「市バス5→東山三条(地下鉄東山駅)→市バス206」
206号系統以外にも「106・86・202・206」に乗車可能
選択肢が複数ありすぎて、逆にわずらわしいと感じる方もいるでしょう。
さらに、市バスを乗り継ぐ際に、降車バス停と次のバスの乗車バス停が、違うケースも珍しくありません。
同じ名前のバス停が3つ4つあり、乗車するバス停を間違えると明後日の方向に進んでしまいます。
使えるバスが多いのはよいですが、なれないと混乱しそうです。
【スカイホップバス】 銀閣寺から清水寺への行き方
京都市バス以外で行くなら「スカイホップバス」が候補に挙がります。
路線バスとは毛色が違いますが、この「スカイホップバス」を使っても、銀閣寺から清水寺までアクセスできます。
乗り降り自由 屋根も時間も開放的
ホップオンホップオフバスは、乗り降り自由のバスツアーコースです。
コース上のバス停なら何度でも乗り降りでき、観光プラ ンを自由に計画できます。デッキから車窓観光を楽しみ、目的地の近くまで来たら一時下車して、再度乗車OK。
見どころたっぷりの京都をバスで快適にめぐりながら、気になる観光地はバスから降りて歩いて散策。お好みのペースで観光を楽しめます。
生活していると、スカイホップバをよく目にします。赤い車体の2階建てのバスがよく目立ちます。
スカイホップバスの価格
スカイホップバスの価格は、京都市バスよりも非常に高いです。
大人 | 子供 | |
当日券(1日券) | 4,000円 | 2,000円 |
2日券 | 6,000円 | 3,000円 |
かなり高額に見えますが、スカイホップバスにしかない楽しさがあります。
- 1日券を買えば、その日は乗り放題
- 有名観光地を巡る運行ルート=自分でバス経路を調べなくてOK
バス車内の混雑や、調べることが少し億劫な方に、重宝する乗り物です。
スカイホップバスの運行ルート
主要観光スポットを回る「レッドコース」の運行ルートは、このとおりです。(距離・詳細な経路は正確ではありません)
運行ルート上には、多くの有名観光地があり、目の前までは難しくても、近くまで連れて行ってくれます。
お値段はなかなかですが、乗車する方がいる理由もよくわかります。
スカイホップバスの運行ルートは、レッドコース以外に「2種類」あります。
- レッドコース
- グリーンコース
- パープルコース
コースの詳細は、スカイホップバスの公式HPで確認できます。
スカイホップバスの運行時間
運行時間は、観光地の営業終了時間に合わせているためか、早めです。
始発は「8時台」、最終は「18時台」です。夜間の運行がないのは記載した通り、観光地間を結ぶバスだからでしょう。
寺社仏閣が閉門する時間帯を意識して、スカイホップバスも運行しています。
詳しい時刻表は、スカイホップバスのHPをご確認ください。
銀閣寺から清水寺への行き方
スカイホップバスは、銀閣寺と清水寺近くに、それぞれバス停があります。
銀閣寺最寄りのスカイホップバス バス停はこちら。
清水寺最寄りのスカイホップバス停はこちら。
清水寺までは「徒歩12分(700m)」です。
スカイホップバスに乗るときの注意点
スカイホップバスの使い勝手は、一般的な市バスと違います。
スカイホップバスを使うなら、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。
筆者が思う、スカイホップバスの「メリット」はこちら。
- 行きたい観光地が運行ルートにある場合、何も調べなくても近くまで連れて行ってくれる。
- 必ず席に座れる。
- オープントップバス・2階建てバスなので、目線も高く気候がよいと気持ちよい。
筆者が思う、スカイホップバスの「注意点」はこちら。
- 価格のハードルが高め。大人は4,000円・子供は2,000円。
- 雨天・猛暑・寒さなど、天候により乗り心地が異なる。
- 行きたい観光スポットまで、最短では行けない。時には、非常に遠回り。
- 必ず席に座れる=立ち席がない。満席の場合は、次のバスを待つ。(空席情報は、こちらから)
それぞれのメリット・デメリットを並べてみましたが、皆さんどちらが良いと思われますか?
地元民からの「交通・お土産情報・Tips」!!
最後に地元民からのおせっかいです。
京都の「生の声」をお伝えします。京都観光のご参考になれば、幸いです。
京都市バスの乗り方と注意点
京都市バスですが、複数回触れている通り複雑です。筆者自身も迷っている方、乗り間違えた方、何度も見たことがあります。
京都市バスの乗り方や気をつけること、ちょっとした情報をこちらの記事にまとめてあります。
京都の交通情報
この記事では「銀閣寺」から「清水寺」への行き方に焦点を当てていますが、京都の観光地は他にもたくさん!
観光地と観光地をつなぐ交通情報は、こちらのページにまとめています。観光の助けになれば、嬉しく思います。
各観光地のお土産情報
各観光地の「買わなくても良いお土産」と「買った方が良いお土産」の情報もまとめています。
お土産情報が欲しい方はぜひご覧ください。
清水寺のお土産情報はこちらです。
スカイホップバスのチケット購入
スカイホップバスのチケットは、「Klook」で購入できます。スカイホップバスの他にも、京都観光のオプションツアーを提供しています。
たとえば、こんなプランが準備されています。
- スカイホップバスの1日券と2日券の購入
- 有名観光地を周遊するプラン
- 京都の文化体験ができるプラン
- 和装で京都散策ができるプラン
ご自分では手配や準備が難しいことも、Klookに任せて充実した京都観光をお楽しみください!
疲れた場合はタクシーを活用
天候・体調により、少しでも楽に移動したいと感じたら、無理をせずにタクシーを使うのも旅を楽しみ切るひとつです。
京都は観光地なので、タクシーの台数は比較的多いと思います。お客さん待ちのタクシーの列も、珍しくはありませんが・・・
- 客待ちの列があるのは京都駅や四条通など、一定以上人が多いところだけ。
- 場所によっては、流れるタクシーを見つけられない場所も。
- 時間帯によっては、タクシーが流れていないエリアも。
観光に行ったその場+疲れた状態で、アプリのダウンロードは、少し面倒ですね。
面倒ですが、タクシーを見つけられずに疲れた足でフラフラするのは、もっと大変。
一度立ち止まってアプリをダウンロードしたら、お望みの場所までタクシーが来てくれます!
京都の他の観光地への行き方はこちら。
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