トキメキを感じたことがない – 恋愛感情がないことへの自覚

トキメキを感じたことがない - 恋愛感情がないことへの自覚 高校~大学院 (疑問の自覚)

前の記事は大変ふざけた書き方をしましたが、そのまま書いた感じの高校3年間でした。

中学時代とは異なり、基本的には能天気に日々を送っていたものです。

筆者
筆者

ちょっと煩わしいこともありましたが、中学の頃と比べると可愛いものです。

勉強は極めてひどい成績を確かにおさめていましたが、生活としては平和一色。個人的には全く問題なしの状態。

ただ、恋愛面ではどうだったのか?と聞かれたら、興味がなさ過ぎて自分でもびっくりするわ状態。

友人や周囲の子を見ると、続々と彼氏・彼女ができていますが、自身については彼氏に全く興味がありませんでした。

まず彼氏がいなくても、筆者の生活は困ることもないし、寂しいと感じることもありません。

そして少ないけど、とても仲良くしてくれる友人もできました。それで十分でした。

筆者
筆者

一つ大人の筆者が高校生の筆者に何か言えるであれば、もっと勉強まじめにしとけや・・・これに尽きます。

周りの子に彼氏・彼女が続々できていくことについて

周囲は青春真っ盛り

前の記事でも書きました通り、高校生となると友人等に彼氏・彼女ができ始めます。

彼氏が後輩であったり、部活の先輩であったり、他校の元同学の学生さんであったり・・・

筆者
筆者

皆さん、彼氏・彼女ってそんなに簡単にできるもんなんですか!?そんなに出会いってあるの?

おぞましい記憶しかない中学時代の知り合いとは、高校当時もシャットアウトなので、以前の同学の知人を彼氏にする出会いもなし。

中学の子で集まるけど?と誘ってもらえても、心よりご遠慮申し上げます。当日はお腹が痛くなる予定が入っておりますので。。。

では高校で出会いを見つけるとなると・・・部活・サークル、早く家に帰りたくて入っていません。

クラスの男子?筆者も興味ないけど、男子皆さんもございませんよね状態。

筆者
筆者

・・・で、出会いが・・・ない!?

彼氏ができた子、嬉しそう

彼氏ができた友人からは、具体的に彼氏の写真を携帯で見せてもらったり、彼氏と一緒にいて笑っている友人を見たりすることも多くありました。

筆者
筆者

初めての彼氏とかで、皆さん浮かれております!楽しそうです、青春真っただ中です!

筆者の高校では(個人によってかなり差はあると思いますが)、ざっくりとした感覚ですが、背伸びして

  • 「夜9時くらいまで、一緒に彼氏/彼女と話していた」
  • 「手を繫いでみようとしただけなのに、とても緊張した」

くらいの清いお付き合いを皆さんしていたと思います。でも、それが楽しくてドキドキして仕方ないといった具合でしょうか。

大人になって文章におこしてみたら、ずいぶんと可愛い、いえ高校生らしくて非常に結構でございますな!(オッサンが止まらない)

筆者
筆者

恐らく、彼氏って良いもんなんでしょうね~みんな、あんなに楽しそうにしていて。

自分に彼氏は・・・いらない?いらないな

彼氏って必要?

皆さん本当に楽しそうにしていて、彼氏・彼女ができるとはそんなに素敵なことなんですね。

素敵なことであると世の中の事実として認識していますし、多くの方が素敵なことだね、とおっしゃるであろうことは今も昔も認識しています。

ではでは、そんなに良いものなら、筆者だって彼氏を・・・

筆者
筆者

そんなに素敵なんやったら、筆者だって彼氏を・・・筆者の彼氏?彼氏が欲しい?

筆者
筆者

え、別にいらいない、でも良いものなら・・・筆者の彼氏ってなんだそれ?

  • 彼氏=興味ない。
    なぜなら、家に帰って一人でゲームの続きしたい。ゲームに興味はある。
  • 彼氏=煩わしい。
    なぜなら、私の時間を奪われるから。
  • 彼氏=想像できない。
    興味もなく煩わしいものを作る意味がわかない。想像するにも及ばない。
  • 彼氏=できない。
    好きになり告白して彼氏彼女になるはず。私の好きな人は、誰だ?

・・・なんか雲行きがとうとう怪しくなって参りました。

特に「今」彼氏という存在に対して興味がないのではなく、過去から現在、そして未来へ続いていきそうな継続的な感覚として「今も昔もこれからも」彼氏に興味がないかもしれない、とすら思えました。

これくらい具体的に文章として当時思っていたかと言えば、そうではありません。

ですが、当時の感覚を言語化すると、こんな文章が適当のように思います。

私は人を好きになったことがまだ・・・ないな!?

私が好きな人って誰?
筆者
筆者

そういえば、人を好きになったことがないぞ?

ぶれない芯が一本、既に筆者の中に鎮座しておりました。

芯の名前は「まだ、人を好きになったことがない」・「恋愛感情を抱いたことがない」です。

さすがに高校生ともなれば実体験はなくとも「彼氏に対する好き嫌い」と「家族への好き嫌い」の「違い」はさすがに分かっています。

しかし筆者って好きな人ができたこと、あったっけ?あれ、ないような気がしかしない。

恋愛話に乗っかったり、乗った風に見せてみたりしているけど、恋愛感情ってなんだ!?恋愛感情ってどんなものだ!?

筆者
筆者

わからない!体験したことがない!?

トキメくべきPoints!?

人を好きになる方法ですが、恐らくこんな感じでもあるのだろう、と察することはできます。

筆者
筆者

何気ないことで好感を持ったり、持たれたり。良いと思ったり、良いと思われたり。

筆者
筆者

(恋愛的に)人を好きになるきっかけは、色々あるかと思います。(そうですよね?)

・・・今さらながら人を好きになる「方法」なんて書きましたが、恋愛感情を抱く方は「方法」なんて逆に気になさらないのかもしれませんね、恐らく。

「方法」なんてない、好きになったから好きなんだ、となるのでしょうか。

人を好きになる方法なんて書き方は、人を(恋愛的に)好きになれずにいる人ならではの表現かも知れないと今ふと思いました。

思い返せば、「人」「好きになる」「方法」のように、アロマンティック・アセクシャル自認前の絶賛悩んでいた当時の筆者は、こんな検索ワードで検索していたのかもしれません。

筆者
筆者

話しが逸れました。(恋愛的に)人を好きになるきっかけとは、こんな感じでございましょうか?

誰かを好きになる「きっかけ」、何気ない事で好感を持ったり/持たれたり・良いと思ったり/思われたり、つまり「トキメキPOINTS」とは・・・

トキメキPOINTS!
  • 些細なことだけど、ふと何度も思い出して/思い返してしまうこと。
  • なかなか忘れられずに心に残っているもの。
  • 思い出しては顔がニヤけること。

具体的な事例ではなく分かりにくいかもしれませんが、定義を考えたらこんな感じになるのでしょうかね???

筆者
筆者

これが「好き」の気持ちの発生源?

筆者がアロマンティックではなければ、これがトキメキPOINTSだったのか?トキメくべきPOINTSだったのかもしれない?と覚えている出来事がいくつかあります。

挙げようとしている例は恋愛感情を抱ける方からして見れば、トキメキPOINTSではないのかもしれませんが、筆者の想像力と経験ではこれが限界です。

筆箱忘れて困っている筆者に予備を貸してくれた男子

  • 確かに、今現在も覚えている。この記事を書くにあたり思い出した。
  • 確かに何度か、思い返してみた記憶もある。
  • しかし、ニヤつきはしない。事実として記憶に残っているだけ。
  • 当時と今の感想を言うならば「ありがとう、優しいですね。助かりました。」

席が隣の生徒で小テストを交換して採点したとき、筆者が一度消した答えを上から書いてくれて、〇つけてくれた男子

  • 確かに、今現在も覚えている。この記事を書くにあたり思い出した。
  • 確かに何度か、思い返してみた記憶もある。
  • しかし、ニヤつきはしない。事実として記憶に残っているだけ。
  • 当時と今の感想を言うならば「ありがとう、3点上がりました。お気遣いをありがとうございます。」

運動会の二人三脚を一緒にして、走る速度を合わせてくれた男子

  • 確かに、今現在も覚えている。この記事を書くにあたり思い出した。
  • 確かに何度か、思い返してみた記憶もある。
  • しかし、ニヤつきはしない。事実として記憶に残っているだけ。
  • 当時と今の感想を言うならば「ありがとう、助かりました。おかげで最下位でしたね。あなたはもっと早く動けただろうに申し訳なかった・・・練習しようと放課後私を探していたと伺いました。さっさと帰って良かったと思っています。」

もしかしたらトキメキPOINTだったのかもしれないと思い出してみても、こんな経験しか筆者にはなかったようです・・・

ホンマにこれしかないんかい!?と思ったのですが、これくらいしかなかったです。

ほどこしをした側はなんとも思っていなくとも、受け取った側がふとした瞬間に「(トゥンク)、、、好き。。。」とトキメキPOINTになることもあるのでしょうが、

筆者の場合はいずれの場面においてもこの表現に尽きます。

筆者
筆者

・・・・・・・・・・・・・(無)

(筆記用具貸してくれた感謝の気持ちがない訳ではありません)

「良い人」から育たない感情

人をまだ好きになったことがないな、と高校生の筆者は当時自覚しておりました。

アロマンティックという言葉や存在はあったのかもしれませんが、現在と異なり存在を知るにはまだまだ情報網も情報量も未発達でした。

まだまだ、恋愛感情を抱かない人がいるなんて「ありえない」世界しか筆者は知りません。

大人になってアロマンティック・アセクシャルと自認した筆者が、トキメキPOINTだったかもしれない場面で高校生の筆者が抱いた心情を説明するのであれば、このような表現になります。

この表現はこれから長くお付き合いすることになる言葉です。

世の中の人が胸が高鳴るべきタイミングであったとしても筆者にとっては「ありがとう。あなたは良い人です」ですべてが終わる。

筆者
筆者

筆者の感情は「良い人ですね」までしか、発展しません/育ちません。

どこまで行っても筆者の感情は「良い人ですね」。そこで完結することになりますが、高校生の筆者はまだ気づいておりません。

恋愛感情を抱くのが当たり前の世の中、恋愛感情を抱かない人なんている訳がないという世の中で、異性の男性を自分も好きになるのだろうとしか思っていない筆者です。

自認もまだまだ遠い話。

彼氏が友人にできたところで、良いのか悪いのか焦ることはありませんでしたが、

初恋って難しいのね~てか、まだ自分には訪れてないわ、とまだまだ余裕をもって考えていました。

まとめ

非常に充実した高校生活、一緒に冒険した友人もできました。

初恋こないなーまだ誰かを好きになったことないなー恋愛感情抱いたことないなー、彼氏にも興味ないなーと、恋って難しいのねと思い始めた高校生時代。

気付けば高校も卒業です。残念ながら、仲良くしてくれた友人たちは皆そろって他府県へ。自分はと言ったら、筆者も他府県へ。

筆者
筆者

つまり、大学に行けば、知らない土地で新たな交友関係も築けるはず!?

そしたら、初恋の一つや二つ、好きになる人・気になる人の四人や五人くらいできるでしょう。

女子大生・・・ぐふふ、青春の予感・・・と考えながら大いに期待に胸と腹を膨らませ大学へ進学、同時に一人暮らしの開始です。

筆者
筆者

筆者の進学先は女子大だから、逆にお誘いも多いのではないか?きっとそうだろう!それに期待しましょう!

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