大学生・初めての一人暮らし・楽しい大学生活・自由にしかならない時間。。。
サークル?面倒なので入っていない、合コン?一緒に行く友人いない、下校途中のハンティング?教職員の皆さまの鉄壁の防御、そして改めて気づかされる「一人、大好き」。

その結果は、彼氏できない。高校生の頃と変わらない日常生活。住む場所と学校が変わっただけ・・・
大学生活はとても楽しいもので終了いたしました。
まぁ、名だたる大学に比べたら緩さを否めない大学でしたので、勉学としてはあまり苦労せず大学卒業です。


では、気持ちを一新して社会人になりま・・・せんでした。
そういえば、筆者が将来立つ可能性がある資格の勉強も何もせず、一人だらだらとにかく食べては寝て食べては寝てを繰り返していた間、友人たちは一生懸命就職活動をしていたようです。


そう言えば、筆者大学卒業年度に一般教養科目単位足りなくて、10代の若人に混ざって教養科目受けていましたね・・・
頑張って就職活動している友人を横目に、筆者は食べたり寝たりしながら大学院進学の準備を開始しました。
なんか小学生の頃から、大学院を最終学歴にすると意気込んでいたのです。やりたい研究があるわけでもないのに。
内部選考でしたので受かりましたが、今思い出しても恥ずかい、いや情けない思い出が一つ。
内部選考だと舐めきっていて服装も態度も情けないまま会場入りしたので、院試を受ける学生と職員さんに受験生と認識してもらえなかったのですよね。


ちょっと!ここ院試の会場だから入れないのよ。


・・・その院試を受けに来た学生なんですけど。


・・・えぇ・・・
大学生活の概要:好きな人はいないし、できない


彼氏を作ることへ興味・関心がないわけではない?あまりない?・・・いずれにしても、そんなことよりも他に優先すべき事柄があった、そんなことよりも楽しいことが他にあった大学生時代。
彼氏を作ることや、彼氏のそのものへの関心が「そんなこと」としか思わないし、思えない。
大学生にもなって、彼氏の一人や二人もできないどころか、好きな人も気になる殿方もまともに見つけられず・・・自分の性格も災いして、ろくに出会えるようなイベントにも参加せず。。。


大学生時代。花の女子大生・・・
【まだ好きな人ができない?】
- 彼氏ができる/できないという危機感よりも、そもそも大学生にもなって男性を好きにならなかった/なれなかった事実は、高校生の頃よりも自身への疑問として、しっかり認識するようにはなっていました。
- 好きになった人がいたけど、彼女がいた/恥ずかしくて、告白できなかった。ではなく「そもそも、誰も好きにならない。なぜだろう?」4年間、自堕落にすごしていたけど、本当に誰も好きにならなかった。
このような感じで疑問を覚えつつも、他に楽しいこと(=一人大好き)がどうしても筆者の心の多くを占め、かつ優先されていたので、どんどん4年間は過ぎていきました。
大学院へ進学:気持ちの変化の兆し
友人たちが就職する中、筆者は大学院へ進学です。
冒頭書いた通り、小さい頃からおおよその人の最終学歴が大学なら、筆者は大学院まで行くとなぜか思っていた小さい筆者。
人と同じことが嫌いと言うより、人より頭一つ秀でていたいという、お子さまにしては高すぎるプライドによるものです。進学理由としては、見事に不純。


でも、実現に至ったので我がことながら少し驚きます。
進学はするにしましたが、「彼氏を作ること」と「自身の自由な時間」の優先度は、大学生の頃と何ら変わることはありませんでした。
結局は自分がしたいことを優先しています。本当に一人で楽しく過ごすのが得意で困ります。


・・・と言いながら、先行研究・自分の考え捻りだす・実際に書いてみる・・・彼氏作る暇があれば、他の論文読まないといけない。
社会人となった今、院生だった頃の自身の時間管理はなんと拙いと嘆きますが、その当時はそれでも友人達と頑張っていたのです。
時にはデコに吹き出物を作りながら、時には別の場所に吹き出物を生成しながら論文を作成しておりました。
友人と話しながら論文書いたり、友人の彼氏の話を聞きながら論文書いたり、友人の彼氏が来たので初対面してみたり、友人と友人の彼氏のやり取りを横で見ていたり・・・


・・・なんか良いもんだね、と思える自分がいる?
大学院生の筆者、とうとう彼氏が欲しくなった!?


研究はまぁよしとして・・・
彼氏云々そちら方面としては、すっかり後回しになっていたけど、いい加減彼氏できたって言ってみた~い!彼氏がほしい~!と、なんと思い始めました!
一人楽しすぎると言っていた筆者ですが、やっと考えが変わり始めました。
突然のように湧き出でてきたこの願望、こんな気持ちの流れがあったと思います。
- とても仲の良い院生の友人の一人に彼氏がいたから。
- その友人がとても幸せそうにしていたから。
- 新幹線の遠距離なのに、しっかり繋がっていて本当に素晴らしいと思ったから。
筆者いい加減、彼氏できてもいいでしょうよ!そうだろう、私!?
友人と彼氏さんは、よく喧嘩しているのも目にしたり耳にしたりはしたのですが、でも毎日電話していて(筆者ができるかどうかは別)、
その電話している理由が、研究で遅くなった彼女の夜道を心配した彼氏が家に入るまで僕と電話してて、だそうなんです。


かーーーーっ、いいねぇ!愛されてるねぇ、友よ!
筆者の友人も月に数回は新幹線で彼氏に会いに行って、彼氏もこちらに来て等々、遠距離ながら、仲睦まじくお付き合いしていました。
本当に純粋に心から「いいなー」と思いました。
しかし、筆者には大学生の頃に培った出会いの輪が存在しません。
紹介してほしいと大学時代の友人に頼むの、社会人一年目で試行錯誤している友人たちへ申し訳なさすぎます。
学生は暇でいいねーなんて面と向かって言う友人は幸い筆者にはいませんが、友人のことを考えたら、とてもじゃないが言えませんです。となると・・・
出会いがないのであれば、自分から作り出さなければならない!興味も持てない、関心を傾けられないなら、興味・関心を抱けるような機会を持たなければ!


そうだ、婚活しよう!!!(極端)
恋愛未経験者が婚活サイトに登録してみた!


筆者が10代半ば?、携帯電話が一気に世の中に普及してきた頃。
皆が携帯を所持していても珍しくはなくなった頃の話ですが、男女が出会いを求めるサイトというものが流行り出して、かつそのサイトを経由/原因としてニュースになるくらいの問題が起きていました。
そのサイトを使用していた女性が何か良くない目に遭遇したら、そんな不真面目なところに登録していたからだ、と言われることも多かったと思います。


何が言いたいのかと言ったら、ネットでの出会いのトラブルが社会問題となり、ネットを介した出会いというものに否定的な方が老若男女く多くいたということです。
筆者も「そういう所に登録していたら、何か嫌な目にあっても仕方ないかもね」と思う方の人間だったので、ネットでの出会いには非常に慎重でした。


かと言って、対面の結婚相談所は金銭的にも気持ち的にもハードルが高すぎます。
しかし幸いなことに、筆者が20歳を過ぎた頃には、個人を証明する書類を提出しなければ登録できない婚活サイトが流行ると言いますか、存在感を出し始めていました。
大手の会社も進出してみたりと、心身的な安全面・衛生面がある程度確保されるような婚活市場が芽生えてきた時期かもしれません。
男性・女性が学生にも払えそうな程度の月会費をお支払いするだけで利用可能であり、まずは試しで登録してみようかと思えるくらいの金額設定もありがたかったです。
彼氏を飛び越えて将来のお相手を探し始める筆者
誰が登録しているか身元がはっきりしていて運営側が把握していること、費用がしっかり発生し、また無理ない金額であることが決め手で、ネットを基盤に婚活を開始すると決めました。
今まで好きになったことがないなど言っておきながら、婚活だなんて思考が飛んでおりますが、


今の年齢なら別に彼氏といっても、結婚を視野に入れた交際を考えても良いのでは!?
ということで、とある婚活サイトに登録しました。
22か23の頃のお話。30過ぎまで続く、婚活サイトとのお付き合いの始まりです。
本当に好きな人できたことない筆者が思い切ってよく登録したと今となっては思います。
出会いが日常生活では見いだせなかったので、とにかく出会いの数が欲しかったような記憶が残っています。
まとめ
これまで「自分の時間は自分の為だけに自分が好きなように使う」ことを最優先して生きてきた筆者ですが、
友人と友人彼氏の絆なるものを目の当たりにし、とうとう気持ちの変化がおきました。


物理的な距離がありながらも繋がっている絆を友人とその彼氏から感じ、とてもうらやましくなりました。
やっと重い腰をあげて、好きな人ができてこなかったけど、自分から探してみようキャンペーンの開催です。


・・・ここからが、人を好きになったことがない・人を好きになれない疑問との戦いになることを、まだ筆者は知りません。。
まだまだこの時期は、好きな人ができる=彼氏を作る=好きだと思える人ができる「自分もこの流れに乗れるはず」と思っています。
時系列としては、下記の記事に続きます。(カテゴリーが「アセクシャルと結婚」に移ります。)
カテゴリー「体験談一覧」の次の記事としては、一通り婚活をした後の人を好きになれないと悩む筆者の話へ続きます。
婚活を挟んだ後の話ですので、大学院生から社会人数年目と時間がだいぶ飛んでいます。