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【誓願寺】女人往生・芸道上達のパワースポット(京都・中京区)

【誓願寺】女人往生・芸道上達のパワースポット(京都・中京区) 京都のパワースポット・ご利益・占い処

京都市中京区に位置する「誓願寺」は京都のパワースポットのひとつで、特に【女人往生】と【芸道上達】のご利益が有名です。

また、浄土宗西山深草派の総本山の誓願寺は、街の中にあり暮らしに密着しているお寺、念仏道場としても知られています。

このページでは、京都のパワースポット「誓願寺」のご利益や見どころを紹介します。

誓願寺で授かれるご利益

出典:誓願寺

誓願寺のご利益は主にふたつ。

  • 女人往生
  • 芸道上達

女性や技芸の上達を目指す人から、深い信仰を集めています。

誓願寺のご利益・その1「女人往生」

誓願寺は、女人往生のご利益をいただける京都のパワースポットで特に3名の女性の存在が大きく関わっています。

  • 清少納言
  • 和泉式部
  • 松の丸殿

女人往生のご利益の謂れとなった人物は、誓願寺で仏門に入り往生したとされる、平安時代の清少納言と和泉式部。

清少納言は、誓願寺で悟りを求め仏門に入り、本堂近くの庵室で念仏をとなえながら往生しています。

和泉式部はご息女を失ったことがきっかけで、極楽往生を願い誓願寺にたどり着きました。

尼となった後は誓願寺の一角でに住み、朝と夕に本尊阿弥陀如来さまに祈りを捧げる以外の外出を控え、往生を遂げています。

さらに、平安時代から時代が変わった安土桃山時代、豊臣秀吉の側室、松の丸殿も女人往生のご利益の由来となった人物だと言われています。

安土桃山時代の誓願寺は火災によって荒廃しており、清少納言と和泉式部の女人往生の歴史を知った松の丸殿が、誓願寺を一条小川から移転させ、再興に尽力しました。

清少納言と和泉式部、松の丸殿といった女性たちの深い信仰と力が、誓願寺に訪れる女性に女人往生のご利益を授けています。

誓願寺のご利益・その2「芸道上達」

出典:誓願寺

境内にある「扇塚」に、扇子を奉納すると芸道上達のご利益を授かれると言われています。

謡曲「誓願寺」には、女人往生の謂れとなった和泉式部が歌舞の菩薩として登場しており、特に舞踊や芸能の世界の人から信仰がありました。

扇子の奉納は、一般に参拝した方も、芸能上達をお祈りする福扇に願いを書いて奉納できますよ。

謡曲とは、能楽の詩文(詞章、詩と文章)にあわせる音楽のこと。

また、誓願寺の芸道上達のご利益は、戦国時代の第五十五世法主(宗派の長)の安楽庵策伝上人にも紐づいています。

安楽庵策伝上人は、人々に分かりやすく親しみやすく、ふとした笑いも含めて「お説教」をしていました。

くすっと笑えるお説教を書物に集めてた書物が「醒唾笑(せいすいしょう)」。醒唾笑が現代の落語のもとになったため「落語の祖」と言われ、誓願寺は落語発祥の地としても有名です。

誓願寺のご利益・その3「洛陽六阿弥陀巡拝」

洛陽六阿弥陀巡拝(らくようろくあみだめぐり)を3年3カ月の間、欠かさず行うと「無病息災・家運隆盛・祈願成就 (学業成就・交通安全)」のご利益があると言われています。

さらに、ご縁の有無に関わらず御霊の追善回向(故人が安らかな世界にたどり着けるよう、自分が得た徳を分けること)を行うと、往生安楽が叶えられるとも。。

洛陽六阿弥陀巡拝とは、阿弥陀如来像をお祀りしている京都の6つのお寺の霊場を巡ること。

誓願寺の見どころと特徴

誓願寺には、ご利益のほかにも、目で見て楽しめるスポットもあります。

京都の賑やかな街中にありながらも、飛鳥時代から続く誓願寺。移転の過去はありますが、色濃い歴史が境内には残っています。

迷子や落とし物を見つける「迷子の道しるべ」

出典:誓願寺

北側に石柱があり、正面には「迷子みちしるべ」、左側には「さがす方」、右側には「教しゆる方」と彫られています。

昔は、落とし物をしたときや、迷子になったときに、紙を書いて各面に張り出していたそうです。

このような石柱は、江戸時代末期から明治時代中期に、迷子や落とし物を捜すために人が集まるお寺や神社などに建てられました。

歴史の深さは飛鳥時代「阿弥陀如来座像」

出典:誓願寺

阿弥陀如来座像は、飛鳥時代の天智天皇の命を受けた、仏師の賢問子(けんもんし)、芥子国親子(けしこく)によって造られました。

667年の阿弥陀如来座像の完成とともに、仏堂が建立され「誓願寺」となり、現在に至ります。

阿弥陀如来座像は、火災で焼失してしまいましたが、明治2年に石清水八幡宮から移さた阿弥陀如来像が、ご本尊として本堂に安置されています。

誓願寺の基本情報

出典:誓願寺

誓願寺は京都の中心「京都市中京区」にあるお寺で、近くには「錦天満宮」があります。

約1300年前の飛鳥時代、667年に天智天皇により奈良に創建されましたが、鎌倉初期に一条小川へ移転し、その後、豊臣秀吉によって現在の三条寺町に移転されました。

所在地 

  • 住所:京都市中京区新京極桜之町453 (新京極通り六角下る)
  • 近くの駅とバス停
    • 東西線「京都市役所前」から徒歩5分 
    • 阪急「河原町」徒歩5分
    • 京阪「三条」徒歩10分 
    • 市バス「四条河原町」または「河原町三条」徒歩5分
問い合わせ先

参拝時間と参拝料

  • 参拝時間:9時~17時 
  • 参拝料:無料

お問い合わせや詳細は、公式ホームページにて、ご確認ください。

誓願寺と節分会

節分会の最初と最後に大般若転読会が行われ、無病息災、心願成就、芸道上達を祈願します。

豆まきのほかに、僧侶や日本舞踊家の長唄と踊りの法要が執り行われ、古くなった扇子の供養「扇塚法要(扇供養)」も行われます。

旅行者も訪れる京都の有名な占い処

誓願寺から徒歩で行ける「京都の占い処」はたくさんありますが、当たると有名な占い処はこの4つ!

  • 占いの館千里眼
  • 京都占い処銀月堂
  • 新京極・占い悠華
  • 占い館Chat Noir

今すぐ占ってほしい!京都にはすぐ行けない!という方は、電話占いヴェルニなら、今すぐに相談できます!

誓願寺には行かないけど、ほかの場所にある占い処が気になる!という方はこちらから。

女人往生・芸道上達は【誓願寺】

【誓願寺】女人往生・芸道上達のパワースポット(京都・中京区)

女人往生や芸道上達のご利益を授かりたい方は、ぜひ訪問したい誓願寺。

お参りの際には、福扇に芸道上達のお願いを祈願したり、お守りを購入するのもよいですね。

さらに、一年の区切りの節分会で踊りや長唄の奉納・豆まきを見ると、1年の無病息災のご利益も得られそうです。

京都の街の中心にあるので訪れやすいところも、誓願寺の魅力のひとつです。訪問の際には、参拝のマナーに気をつけて、誓願寺で充実した1日をおすごしください。

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