
たまたまネットサーフィンしていて見つけたサイトに書かれていた「アセクシャルの特徴」。
どれどれと見たら、書かれていたアロマンティック・アセクシャルの特徴に身が千切れそうになるばかりで、得も言われぬ感想を抱いた筆者です。
この記事はその記事へ対する、当事者である筆者が思ったことを引き続き書き綴ります。
とあるネット記事に書かれていたアロマンティック・アセクシャルの特徴について筆者が語る、3記事目です。
1つ目の記事は「特徴=過去の恋愛で嫌な目にあった」、について。
2つ目の記事では「趣味に夢中になっている」、について。


この2つの記事については、ほぼほぼ否定的な意見を述べています。
では、3記事目で取り上げようとしている、とあるサイトに書かれていたアロマンティック・の特徴とは何かといいますと・・・「恋愛ものを見ても何も感じない」です。
アロマンティック・アセクシャルを自認している筆者が思う「恋愛ものを見ても何も感じない」について、書いて参ります。
アロマンティック・アセクシャルの特徴「恋愛ものを見ても何も感じない」


アロマンティック・アセクシャルを自認している筆者でも、全てに詳しいわけではなく、当事者にもかかわらず用語などで苦戦しています。


どうしても、あれ?どういう意味を指すんやったっけ?と検索することも多いです。
LGBT関連に興味を持って頂いている方もいらっしゃるかと思いますが、念のために簡単に説明いたします。
恋愛的指向とか性的指向とか言い出したら、逆にわかりにくいかもしれませんね。恋愛的/性的指向については、こちらで詳しく解説しております。
さて、個人的に更にかみ砕いて言ったらこんな感じです。


筆者は誰も好きにならない/なれないし、誰に対していも性的な関心を抱かない/抱けない、特徴の持ち主です。
では、アロマンティック・アセクシャルがどんな人か説明したところで、「恋愛ものを見ても何も感じない」について語って参ります。
アロマンティック・アセクシャルの特徴は「恋愛ものを見ても何も感じない」なんだって、と言われたら筆者が思うことは・・・


そのとーり!!(でも、人それぞれ、筆者だけかな?実際のところどうなんだろうか?)
共感に軍配が上がりました。筆者が共感できるからと言って、他のアロマンティック・アセクシャルの皆さんもそのように感じるとは限りませんが、
アロマンティック・アセクシャルの特徴として「恋愛ものを見ても何も感じない」が挙げられることに、少なくとも筆者は違和感がありません。


前回と前々回の記事では否定ばかりでしたが、今回は共感するばかりです。
筆者は恋愛ものを見ても何も感じません


まず初めに一言お伝えします。恋愛ものがお好きな方を否定するつもりは一切ありません。
それを踏まえたうえで、恋愛ものに対してアロマンティック・アセクシャルの筆者がどのように感じたり考えたりするのかと言いますと。。。
- 今も昔もこれからも、恋愛系のドラマ・映画・漫画は作り続けられていくのでしょうが、筆者には全て同じにしか見えません。何が違うのか正直分かりません。
- 全て赤色なら赤色、青色なら青色、恋愛の色があるなら1色だけ、グラデーションはありません。


アロマンティック・アセクシャル関係なく、恋愛ものにご興味ない方は、似たような感想をお持ちになるかもしれません。
恋愛感情を他者に抱かない恋愛的指向をアロマンティックと言うので「恋愛ものを見ても何も感じない」理由に関係がありそうなのは「アロマンティックの部分」であり「アセクシャル」は関係なさそうです。
「ロマンティック・アセクシャル=日本ではノンセクシャル」の皆さんは、アセクシャルであっても、アロマンティックではないので「恋愛ものに共感できる」可能性の方があるようにも思えます。
さて、これまでの筆者の言い方だと「他の方も言えることをアロマンティック・アセクシャルの特徴として挙げるのはどうか?」です。
しかし、この特徴については「他の方にも言えることだけど、アロマンティック・アセクシャル(=正確にはアロマンティック)の特徴として挙げても違和感がない」、となります。
あえてアロマンティックが「恋愛ものを見ても何も感じません」と言っても良いのでは?となる理由を挙げるのなら、
他者に対して恋愛感情を抱かない(アロマンティック)
=恋愛感情を経験したことがない
=恋愛感情がどのような感情か知らない
=恋愛感情が分からない
=分からないから恋愛が絡む場面を見ても、共感が難しい
アロマンティックであることと、恋愛ものを見ても何も感じないことに、関係性があるように思えるから、が理由になりますでしょうか。
※先天的なアロマンティックを前提に考えています。
後天的なアロマンティックの方は、現在何も思わなくなったとしても、過去の恋愛の経験から、もう少し共感度が高いのかもしれませんが、
筆者は後天的なアロマンティックではありませんので、気持ちや感情を多く語るのは控えます。


違和感を覚えない理由・関係性があるように思える理由を、もう少し親しみやすく言うのであれば・・・
恋愛感情を抱ける方向けの「たまらないシーン」がわからないから
- アロマンティック筆者は恋愛ものを見ても、ときめいたり、ドキドキしたり、キュンとなるシーンがありません。
- いいなーとか、きゃー(喜び)といったシーンを見ても共感に乏しく、感情が動かきません。
どこかでも書きましたが、さすがにいい年になったら、ここでたまらん!となるんでしたね?と察することは可能です。


しかし、我が身には何も起きません。ドキドキもキュンと言われるものも発生してくれません。
逆にドキドキしたら動悸、キュンとしたら心臓が不安になります。
恋愛感情を抱ける方は、個人差あるのでしょうが、どうなんでしょう?このシーン良いなとか、ときめいたとか、あったりするのでしょうか?
筆者がおっふ、ぐふぅ、となる機会と言えば、例えば白いホワホワのアザラシの赤ちゃんが転がる動画を見た時なのですが、似たような感覚なのでしょうか?
この感覚を人間へも投影したら人を好きになれるのか、なれないのか・・・多分違うのでしょうね。
では、よくある?恋愛もののキュンとなるシーンとについて、少し考えが浅くて恥ずかしいのですが考えてみます。
キュン?となるシーン=筆者は何も感じないシーン①
シーン1
男性が強がっているけど、本当は不安で仕方ない女性を抱き寄せながら「何も心配しなくていいよ、僕が君の心配をするから大丈夫。」


・・・キュンなのですか?ドキドキしたり、良いなーと思ったりするのでしょうか?
文脈がないと難しいのかもしれませんが、恋愛感情を抱ける方はキュンとなるのですか?心配してもらえている、気遣ってくれている、嬉しいな!からのトキメキ?
性格が捻くれているアロマンティックである筆者は、こう感じます。
もし自分がされたら
- うん、ありがとう?でも、私のことだからお気持ちだけで結構です。
- 自分でなんとかできる人にならないと、後先大変だから自分で頑張ります。
- あ、すみません。勝手に触らないでくれます?
他者がされたら
- あなたが満足していたり、嬉しいと思っているなら、良かったね。
- (言わないけど、でも自分のことなら任せっきりは良くないね)
何がキュンとするの?何でキュンとなるの?どうしたらキュンとなるの?このシーンの一体何が良いのでしょう?
キュン?となるシーン=筆者は何も感じないシーン②
シーン2
辛い経験が原因で、ふさぎ込みがちになった女性へ男性が「ずっと一緒にいるから」と、これまた優しく包みこむ。


???何もわからない。
早速ですが、筆者の感じ方はこの通りです。いや、本当に何が良いのかわからない。
もし自分がされたら
- ずっと一緒は無理でしょ。そして、私も一緒にいたいと思っているかどうか、意思確認はどこへ行きました?
- ・・・あぁ、元気づけようとしてくれてるのね。気を使わせてしまいました、すみません。
- そして、ご配慮をありがとう。そうそう、勝手に触らないでくれます?
他者がされたら
- あなたが満足していたり、嬉しいと思っているなら、良かったね。
- (言わないけど、一人で立ち上がる方法知ってる?知っているならいいけど。)
アロマンティックであることよりも、些か筆者の性格の問題なような気もしてきました。
キュン?となるシーン=筆者は何も感じないシーン③
シーン3
男性が「手を繋いでドキドキした?触れ合ってドキドキしたのなら、もしかしたらそれは恋の始まりかもしれません」と女性に語る。
これから言うように思ってしまう理由は、筆者が世間一般の方々よりスキンシップが苦手だから、かもしれません。
こんなことをされたら・言われたら、筆者は別の方向でドキドキして心拍数が上がりそうです。
もし自分がされたら
- はい、とても心拍数が上昇しました。原因はときめきではなく、ストレスです。
- あまり気持ちよくないので、触らないでください。今すぐ手を放してもらえますか?
- 気持ち悪さすら覚えます。
他者がされたら
- あなたが満足していたり、嬉しいと思っているなら、良かったね。
キュン?となるシーン=筆者は何も感じないシーン④
シーン4
男性が「どれだけ世の中に女性がいたとしても、〇〇さんだけです。私の気持ちに気づいてくださっても結構です」と女性へ語る。


え?気づいてくださっても結構ですって、何それ察してってこと?言いたいことわかるよね?ってこと?
あなたの言葉に含められた意味合いを察してくれってこと?察してくれても良いってこと?察してくれても良いって、どういうこと?
もし自分がされたら
- 筆者だけしか見えていないようですね。眼科を紹介しましょうか?
- 気づいてくれても良いという言い方をする方には、気づかないようにしていますので申し訳ない。
- 二度と会わなくても良いなら、そうしたい。
他者がされたら
- 告白?プロポーズ?良かったね。ご祝儀貯金するから、結婚決まりそうなら教えて。
- (奥歯に物が挟まったような言い方をする人が好きだったのね)
まとめ


恋愛ものを見ても何も感じないを語ろうと思い、そんなシーンを探し、4つ挙げてみました。
(検索ワードが「キュン+シーン」「ドキドキ+場面」「キュンキュン+恋愛+マンガ」。なんか、恥ずかしい)
多くの方がもしかしたらキュンキュンしたり、ドキドキするシーンへ、共感の一つも示せず少々反発的な考えばかりで、すみません。。。


自身のひねくれ過ぎな性格も、反発的な考えに加担しているような気がします。
今一度、アロマンティック・アセクシャルについて、簡単におさらいさせてください。
アロマンティック・アセクシャルとは「他者に対して恋愛感情を抱かない、恋愛的指向の持ち主(アロマンティック)」+「他者に対して性的に関心を抱かない、性的指向の持ち主(アセクシャル)」です。
そして、今回のキュンとしたりドキドキするシーンが分からない?=恋愛ものを見ても何も感じない?、
という事柄には「アロマンティック」が関わっているのではないかと思っています。
恋愛感情を人生で一度も抱いたことがない、筆者のようなアロマンティックの場合の話ですが・・・
- 恋愛感情を抱いたことがないため、恋愛感情が自身にも発生する可能性がある感情として、みなすこと・考えることが難しい。
- 恋愛感情を抱いたことがないため、こんな感じなのかな?と察することはできても、自身の感情をのせて・反映させて語ることが難しい。
- このようなことが理由で、「恋愛感情を抱かない側(=アロマンティック)」の恋愛感情が絡む事象への共感は「恋愛感情を抱く側」よりも低くなるのでは?と推測します。
従って、とあるネット記事で記載されていたアロマンティック・アセクシャルの特徴として「恋愛ものを見ても何も感じない」はあり得るのかと思う次第です。
恋愛感情がわからない・身をもって経験していないので、恋愛感情を抱ける方がキュンとなるところで、一緒にキュンとなれないのかなと思います。


筆者は性格が要因で、キュンとなれない原因を倍増させているように思えます。
蛇足ですが、恋愛ものを見ても何も感じません、その通り!と書きましたが、一つ追加修正をさせてください。
何も感じなくて、時々虚しくなったり、やっぱり筆者にはわからないと残念に感じることはあるので、何も感じないわけではない、かもしれません。