アロマンティック・アセクシャルは一生独身で生きていかないといけないの? (要約)

アロマンティック・アセクシャルは一生独身で生きていかないといけないの-要約 悩みや疑問

こちらの記事は「アロマンティック・アセクシャルの孤独 – パートナーは必要?ほしい?」の要約です。

要約はどうしても言葉が足りなくなります。全文はこちらからご覧ください。

アロマンティック・アセクシャルは一生独身で生きていかないといけないの?

アロマンティック・アセクシャルは結婚したり、パートナーをもったりしていけないの?

「アロマンティック・アセクシャルだから」という理由で、結婚してはいけない・独身であり続けなければいけない、なんてありません。

しかし結婚やパートナーについて「アロマンティック・アセクシャルであること」が要因で感じる辛さや侘しさ疎外感は別個にあると思います。

アロマンティック・アセクシャルと独身

結婚している方の割合の方が多い世の中ですが、今のご時世、独身であること・あり続けることは珍しくなくなりました。

珍しくなくなったと言っても、あまり心地の良いない言葉を独身の人が聞くこともあるんじゃないでしょうか。

アロマンティック・アセクシャル関係なく「ほっておいてくれ」と思うような言葉を受けることはあるのでしょうね。

アロマンティック・アセクシャルだからこそ感じる「結婚」「独身」「パートナー」「子供」に関するやるせなさはありますか?

アロマンティック・アセクシャルの筆者が思う「結婚・出産のようなライフイベントで直面するやるせなさ」はこの通りです。

  1. 自身には結婚相手がいつまで経ってもできない
  2. 結婚・出産・育児を経験している友人・知人・親戚etc.から置いて行かれる
  3. 場合によっては、どんなに自立していても半人前とみなされる

結婚相手がいつまで経ってもできない

恋愛感情が将来の結婚相手と出会える要因であり、それが結婚への第一歩の一つとして一般的ならば

「他者に対して恋愛感情を抱かない」アロマンティックはその一歩が「そもそもない」ことになります。

独身であることは、歓迎できない声が飛んでくることも。。。

  • (カミングアウトする予定もないので)売れ残りを演じ続けなければならない
  • 他者からの詮索の対象にもなりうる
  • 時にはかわいそうと思われたり、いつまで経っても家庭を持てない残念な人と思われたりすることも

友人・知人・親戚etc.から置いて行かれる

友人の結婚式に出席する、知人の出産を知る、親戚からの結婚報告を受ける、いつまで経っても情報の受け手で発信する側には行けない。

寂しい・虚しい・羨望感があるけど、その感情を認めたくない部分もある。どうしようもないモヤモヤが残る。

しかし、どうしようもないモヤモヤが漂い続けたところで、言わんともしがたい焦燥感・悲壮感・あきらめを覚えたところで、それは容易に晴らすことのできない気持ち。

なぜなら、アロマンティック・アセクシャルだから。

結婚・パートナー・子供にたどり着くために越えなければならない壁の質も高さも周囲と違う事、当事者は良く分かっています。

どんなに自立していても半人前?

自立しているのに半人前ってどういう事ですか?

まだおるやん・・・「家族/家庭をもってこそ、一人前」とおっしゃる方。

あぁ・・・

アロマンティック・アセクシャルは結婚したくないの?

アロマンティック・アセクシャルは結婚してみたいと思うの?または結婚したくないの?

勿論、答えは人それぞれで個々によります。

  • 相手がアロマンティック・アセクシャルではなくても、自身が信頼できる誰かを見つけて一緒に過ごしたいと思う方
  • 親友のような関係で頼れるパートナーが欲しいけど、相手はできたら自分と同じアロマンティック・アセクシャルが良いと思う方
  • アロマンティック・アセクシャルである自身を受け入れてくれて、ずっと受け入れ続けてくれる誰かと結婚したい方

「他者に対して恋愛感情を抱かない」「他者に対して性的に惹かれない」からと言って、

アロマンティック・アセクシャル全てが独身を貫いたり、他者との関わりを絶ちたい訳では勿論ありません。

信頼できる人が欲しい、頼れる人が欲しい、家族が欲しい、という気持ちはアロマンティック・アセクシャルも同様に持つ自然な気持ちです。

婚姻関係を望む人、パートナーを望む人、家族のような関係を望む人、親友のような関係を望む人、三者三様です。

本人が望む限り「アロマンティック・アセクシャルだから」といって、結婚してはいけない・独身であり続けなければいけない理由にはなりません。

アロマンティック・アセクシャルは子供がほしくないの?

アロマンティック・アセクシャルは子供は欲しいの?欲しくないの?

勿論、これも答えは人それぞれで個々によります。

  • 子供をもうけたいかどうかは、アロマンティック・アセクシャルであっても人それぞれ
  • 子供を迎え入れるにも、色々な迎え方がある

恋愛的指向と性的指向から考えると、アロマンティック・アセクシャルが血縁関係のある自身の子供をもうける為には乗り越えるものがありそうです。

血縁関係のある子どもが欲しい場合は、許せた相手となら頑張る事ができるのかもしれません。

また、アロマンティック・アセクシャル同士で結婚し、お子さんを別の方法で迎え入れることも手続きが大変かと思いますが、できますね。

筆者について言えば・・・

書いた事と真逆ですが、筆者は結婚に興味は一切ありません。

パートナーも求めていませんが、もし考えるなら同じアロマンティック・アセクシャルでないと無理だと思っています。

子供は・・・辞退申し上げます。

  • 筆者と同じ立場であったとしても、結婚相手もパートナーも求めていない
    →なぜなら、独りで生きる気力や決心が揺らぐから(未練がましく、いたらいいな~どんなんかな~とは勿論思うことはあります)
  • 子供も求めていない
    →お恥ずかしくも、筆者の気持ちがまだ子供なのです。おばば様になっても子供のままでしょう。。。

アロマンティック・アセクシャルも人それぞれ

「アロマンティック・アセクシャルだから、一生独身で生きていかないといけない」そんな理由はありません。

独身で過ごすか、お相手を見つけるかどうかは、自分で自分の心の希望を聞いてあげて決める事ですね。誰にとっても同じことのはずです。

「アロマンティック・アセクシャルだから、結婚したり、パートナーをもったりしてはいけない」なんて理由もありません。

信頼できる人が欲しい、頼れる人が欲しい、家族が欲しい、という気持ちはアロマンティック・アセクシャルも同様に持つ自然な気持ちだからです。

当事者同士ではない場合、お互いの気持ちや考え感じ方を徹底的に話し合う必要はあると思いますが、恋愛的/性的指向が結婚/パートナー/子供を持つ希望を否定する原因になってはいけません。

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