旅先での喧嘩や不穏な雰囲気は避けたいもの。
楽しく旅行をしたかったのにトラブルが発生して「知らなかった」「知っていたら、しなかった」となるのは、少し残念です。
旅にトラブルや戸惑いはつきものですが、筆者は、大前提として京都を「心地よく楽しんでほしい」と思っています。
この記事では「着物を着た京都観光の理想と現実」と題して、着物を着て観光を楽しむための「京都の現実」を紹介します!
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着物を着た京都観光 vs. 京都の気候
古都京都の雰囲気が漂うエリアを着物で散策、間違いなく京都の楽しみ方のひとつです。
着物を着た京都観光の「理想」!
- 友達同士で着物を着て、散策して、写真を撮りたい!
- パートナーや家族と、着物を着てまわりたい!
- 着物だと割引があるって聞いた!せっかくだし着物を着たい!
これから「理想」に対しての「現実」を語ります。少しいけずですが、ご容赦ください。
着物を着た京都観光の現実
着物を着た京都観光の「現実」
・季節により、着物は非常に暑く感じます。洋服で観光するときより、体力と体調管理が必要です。
・暑さ・汗・擦れや帯の締め付けが原因の、肌トラブルにも注意です。
京都は、春も夏も秋も、暑い土地です。4月でも、25度を超える夏日になります。
初夏は、真夏日。夏は、猛暑日。秋は、真夏日。最高気温が30度以下になってくれる時期は、晩秋から春先にかけて。
最近は、春もないような気がします。
あまり気候のよろしくない時期は、暑さとの戦いは避けられません。
京都の春と着物の相性
筆者が思う京都の春は・・・
- 最近は、4月でも夏日や真夏日を記録している。春はどこへ行ったのか。
- 春先なのに、初夏の陽気、暑いと感じる日も多い。春はどこへ行ったのか。
- 昼間暑いのに、朝晩は涼やか。暑さの配分は、もう少しどうにかならないのか。
注意1。気温が高めの際は、体調管理が必要です。
「暑さには注意しないと!」と多くの方が気を付けていると思いますが、もしかしたら、気に入って着付けてもらった着物は、季節とあっていないかもしれません。
レンタル着物屋さんで、店員さんが重視することは「お客さんが着たい思っている着物を着付ける」だと思います。
なかには、お客さんの希望をとおして、季節にあわない着物を着付けているケースもあるでしょう。
土地や人の考え方それぞれかと思いますが、暑い日に「袷」を着ると、当たり前ですが暑いです。
着物で出歩く場合、おトイレが億劫になるかもしれませんが、水分補給と適度な休息には配慮が必要。無理をしてはいけません。
注意2。 汗・締め付けによる肌トラブルに、お気を付けください。
汗は流れるし、帯の締め付けも相まって、肌トラブルが起きかねません。暑い日用の装いで整えても、暑いものは暑い。それが現実です。
暑い日用の下着や長襦袢を、どこまで用意しているかは、お店によると思います。
手荷物になっても、汗拭きシートを持って観光することをおすすめします。
帯周りは難しいですが、首元や腕などは拭ける時に拭いた方が、肌トラブルを少しでも緩和できます。
京都の夏と着物の相性
筆者が思う京都の夏は・・・
- 頭の上で目玉焼きが焼ける。
- 街中は37-39度の日が毎日続く。ただただ暑い。何をしても暑い。
- 雅な雰囲気なんて全て吹き飛ぶ蒸し暑さ。照り焼きになりそう。
単衣であろうが浴衣であろうが、この時期に着物を着るのなら相応の覚悟が必要です。
注意1。第一に体調管理、第二に体調管理、何よりも体調管理が大事。
頭頂部で目玉焼きが焼けます!と言えるくらいの暑さ。真夏の着物は灼熱です。
訪れる時期によっては、超絶混雑を極める中を歩きます。気温も高いのに、人混みで更に体感温度は上がっていくばかり。帯周りで熱がこもって発散されない。
水分補給・室内(涼しい場所)での休憩、必ず取ってください。まだ大丈夫だと思っても、取ってください。
だめだと思ったら、すぐに助けを求めてください。観光地で係員さんがいるなら、係員さんに。それ以外の場所なら、近くのお店や通りがかった人に。
家に元気で帰るまでが旅行です。
注意2。散策する距離は控えめに。
灼熱の京都を灼熱の装いで歩いて回ります。夏の京都の暑さは「暑さ」と「湿気」で「どうにかなりそう」ではなく「どうにかなります」。
歩く距離は控えめに、こまめに休憩をはさみながらの観光を強くすすめます。
控えめな距離ってどれくらい?と聞かれたら、筆者は「バスに乗らないで行き来できる範囲」と答えます。
祇園に行ったら、祇園エリアのみで散策を。嵐山に言ったら、嵐山エリアのみで散策を。
真夏の着物観光は、このくらいが丁度よいでしょう。
注意3。汗・締め付けによる肌トラブルは、避けて通り難い。
暑さ対策をしても、何の効果も感じられないのが京都の真夏。
何をしたところで、焼け石に水。何かするなら、京都の夏はこんなもんやと諦める。
首元に保冷剤を入れたタオルを巻いたら、効果はありますが、せっかくの和装がもったいない。
首元を少し濡れたタオルでお上品に拭いてもよいですが、その間に他の部位から大量の汗。
汗拭きシートでズバッとふき取る。必ずお風呂で汗を綺麗に流す。肌トラブルが生じたら、すぐにドラックストアに駆け込む。
肌トラブルは着物を着た際、当たり前に起きるものとして準備しておく方が、着物を脱いだ後が楽です。
京都の秋と着物の相性
筆者が思う京都の秋は・・・
- 9月「やっと涼しくな・・・らなーい!」猛暑日とは、いつ別れられるのか。
- 10月「ん?涼しくなってきたか?こましになったか?」暑さでやられた肌が感覚を取り戻す。
- 11月「おぉ!?肌寒い?肌寒いぞ!」そういえば、紅葉のシーズンだと思い出す。
注意1。まだまだ暑い日が続いています。体調管理は引き続き大事です。
特に9月は、まだまだ暑い日が多くあります。
真夏ほど暑さへの警戒をする必要はありませんが、水分補給と適度な休憩は必要です。しんどいと感じる前に、先回りして休憩をとってください。
10月11月となると、涼しい日が増えます。まさに着物で出歩くには、ちょうどよい季節が訪れますが、紅葉の季節も訪れます。
混雑するエリアでは、少し暑いと感じたり、人酔いをしたりするかもしれません。あわせて、ご注意ください。
注意2。汗・締め付けによる肌トラブルは、お気を付けください。
春と同じくらいの対策でよいと思いますが、日は涼しいね~と言っていても、帯周りの湿度は酷いものです。
帯をほどいた際の爽快感・解放感を考えたら、締め付けと熱のこもり具合がどれくらいかわかります。
着物を着た日の夜は、少しケアしてあげた方が、よいかもしれませんね。
京都の冬と着物の相性
筆者が思う京都の冬は・・・
- 盆地+底冷え=極寒。素足の女性を見て筆者が寒くなる。
- 寒いことに変わりはないが、北海道・東北・甲信越・北陸の地域の方に笑われそうと思うことも。
- もっと寒い地域はあると承知していても、やはり寒い。
注意1。あったかくして散策ください。
何を当たり前のことを言っているのかと思いますが、京都の底冷え、足元から冷えが上ってきます。
外を散策する時も、お寺さんの中を歩く時も、ホッカイロなどを駆使して温もりを確保してください。
ただ、外から暖房の効いた室内に入ると、帯の締め付けで、のぼせるケースもあります。寒暖差にも、お気をつけください。
注意2。稀に積もる雪と、着なれない着物の相性はよくありません。
雨の日の和装も大変ですが、雪の日、特に少しでも積雪があった日は、歩くだけでも大変です。
普通の靴でも転倒のリスクが上がるため、履きなれない草履は、更に危ないです。
上手に歩けないと、着物が汚れたり着崩れの原因にもなったります。降雪が見込まれていたら、予定変更も、ひとつの方法です。
着物と気候の相性を見極めて観光を楽しむ
着物を着て散策をするときは、いくつか気を付けるポイントがあります。
- 体調管理をしましょう
- 肌トラブルの対策と準備をしましょう
- 歩く範囲と距離の工夫しましょう
楽しい気持ちをくじくようで、申し訳ないのですが、地元民が感じる事実です。
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着慣れない着物 vs. 京都観光
着物を着た京都観光の「理想」!
- 友達同士で着物を着て、散策して、写真を撮りたい!
- パートナーや家族と一緒に、着物を着てまわりたい!
- 着物だと割引があるって聞いた!せっかくだし着物を着たい!
気慣れない着物を着た、京都観光の「現実」!
- 洋服を着ているときと同じように、歩いたり階段を上ったりすると、着崩れする場合があります。
- 草履が足の皮をもっていく場合があります。(浴衣で素足の場合と特に)
着物の動きにくさと着崩れ
着物は、思っているより動きにくく、かつ所作には気を付けないといけません。
何気ない日常動作でも、着物は着崩れする可能性があります。
- 歩く
- 階段(坂や段差)
- 車の乗り降り
では「歩く時」の注意点からまいります。
女性の着物の着用経験しかありませんが、着たらわかります。前に足を出しにくい。
普段の歩き方をしようものなら、どんどん着崩れる未来が見えそうなくらい、着付け完了したての着物はピシッとしています。
散策の際は、いつもより歩幅は狭く・ちょこちょこ歩くように歩を進めていくと、着崩れもある程度防げます。
バスに間に合わない!となっても、着物になれない方のダッシュは、ご法度です。
バスに間に合ったとしても、目も当てられない姿になっているかもしれません。
レンタル着物屋さんがどこまで対応してくれるか、詳細はわかりませんが、ぜひ「裾割り」をお願いしてみてください。
裾割の姿は少し恥ずかしいですが、歩きやすさと着崩れ防止には代えられません。
次に着物着用時の「階段・坂・段差」の注意点です。
階段・坂・段差では、歩く時より足の動く範囲が広くなりので、着崩れやすくなります。
足元に注意を払って動かないと、自分で自分の裾を踏んで転倒したり、着物の汚れ・痛みの原因にもつながります。
洋服を着ていたら、坂・階段・段差は、特に気にかけないと思います。スカートなら少し気になりますが、着崩れの心配はしないでしょう。
人混みの中にいると、近くを歩いている方に裾を踏まれる可能性もあります。
裾を少し持ち上げて上り下りすると、裾を踏むこともなく、汚すこともなく安全です。
階段のない・坂のない・段差のない散策・観光は、まず難しいと思います。
ご友人・ご家族・パートナーがいたら、手を貸したり貸されたり、お互いへの配慮が大事です。
最後に「車の乗り降り」の注意点です。
バスを使った京都観光を考えている方は、着物を着たときのバスの使用に注意が必要です。
- バスの乗り降りが、着崩れの原因に
- 満員バスへの乗車が着崩れや汚れ、転倒の原因に
バスの乗り降り時の段差は、着物を着た方が乗り降りする方に、やさしくありません。
足を大きく動かすと、着崩れたり足が露わになったりするケースもあります。
京都のバスは、慢性的に混み合っています。満員のアナウンスもよく聞きます。
満員バスは、大きな着崩れの原因にも、汚れ・転倒の原因にもなり得ます。
着物を着ている時の満員バスは、避けた方が楽しい京都散策を終えられると思います。
タクシーを利用するなら心配は少なめですが、慣れないと乗り降りでワチャワチャしてしまいます。
着物でタクシーを使うときは・・・
- 袖がひっかからないようにまとめ、裾が崩れないように少し持ち上げる。
- おしりから横向きに座り、ヘアスタイルに気を付けながら、足を開かないように正面を向いて座り直。
・・・慣れないと大変です。荷物があったら、運転手さんにお願いしましょう。
慣れない草履と鼻緒ずれ
歩く距離にもよりますが、慣れない草履や下駄をはいての散策は、まず足の指と指の間・足の甲を痛めます。
足と履物がこすれて、肌が傷ついてしまいます。
最初は問題もなく歩けていたのに、数時間経過したころから「あれ?痛い・・・?」と気づき始め、その後は・・・
時には、一歩の歩みを進められないくらい痛みます。そうなってしまったら、もはや散策どころではありません。
浴衣+下駄の方を見かけたときは、彼らの足の指が心配で仕方ありません。
鼻緒ずれと呼ばれるこの痛みですが、結構つらいです。歩く気力がなくなるくらい、厳しいです。
足の指の間だけではなく、足の甲も摩擦・汗が原因で皮膚にダメージを与える場合があります。この鼻緒ずれを防ぐには・・・
- カーゼやバンドエイドをあてる
- ワセリンを塗っておく
- 鼻緒の素材が柔らかいものを選ぶ
- 鼻緒をほぐしておく
- 足袋の着用
これからが対策として挙げられますが、「散策=たくさん歩きます」となったら、話は少し変りますね。
- カーゼやバンドエイドをあてる
→汗かいて・歩き回ったら、ガーゼもバンドエイドもどこか行きはるね。 - ワセリンを塗っておく
→汗かいて・歩き回ったら、ワセリンもどっか行きますでしょ。 - 鼻緒の素材が柔らかいものを選ぶ
→柔らかいのは大事だけと、歩く距離によってはどうなんやろうか。 - 鼻緒をほぐしておく
→レンタル品でなら大丈夫か?でも、正直どうなんやろうね。 - 足袋の着用
→履いていないよりはマシ。しかし「浴衣+足袋」は・・・
休憩をとりながら、足元に少し注意して散策してくださいね。
また、草履と足袋の素材の相性によっては、草履の上で足が非常に遊びます。試し履きはとても大事です。
着崩れと鼻緒ずれに負けないで観光する
着物の動きにくさに戸惑ったり、着崩れてしまいどうしようと慌てたりする事態は、嫌でも起きてしまいます。
着崩れしたら、どうしたらよいか慌ててしまうかもしれません。
しかし、簡単なお直しならインターネットが教えてくれるので、そっと直してみてください。
それでも無理なら、着物屋さんに連絡したり、和装のお店に助けを求めるのもひとつ。
足を痛めたときは、休憩か我慢か予定変更。
足が痛い人と痛くない人、双方からの気遣いが、京都観光を引き続き仲良く進められるポイントです。
- 着崩れに注意しながら、動きましょう。
- 着崩れしたときの対処方法も、考えておきましょう。
- 鼻緒ずれは避けられないものとして、準備しておきましょう。
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着物を着る vs. 食事
観光地での「食」も観光の醍醐味のひとつです。
観光地に行ったら、その地の美味しい食べ物をいただきたいですよね。
着物を着てお食事の「理想」!
- 友達同士で着物を着て、散策して、写真を撮りたい!そして美味しいものも食べたい!
- パートナーや家族と一緒に、物を着てまわりたい!そして美味しいものも食べたい!
着物を着た食事の「現実」!
- 帯の締め付けは、思う以上にきついです。満腹も早めです。
- お酒をたしなんだ場合、いつもより酔いやすく、気分が悪くなりやすい場合があります。
着物とお食事
腹部を締め付けるから、ご飯はあまり食べられない。
初めて着物を着る方は、締め付け具合に驚かれるかもしれません。
え、そんなに締め付けなくても・・・なんて感じるかもしれませんね。
それもこれも着崩れを防いで、綺麗に着物を着るためです。意地悪で締め付けを強くしているわけではありません。
筆者も「なぁ~んもしてへんのに、ふぅ、苦しい」なんて思います。
苦しくない着付けや、帯が苦しいときの緩ませ方はありますが、それでも帯は「締める」もの。圧迫は仕方ないものです。
そんな帯を腹部にしっかり巻き付けるので、着物を着たときは満腹が早かったり、「うっぷ」となりやすかったりします。
いつもはもっと食べられるのに、なんか食事が入らない・・・
もっと食べたいのに、食べられない・・・
観光での食べ歩き(マナーは守る必要がありますが)は楽しみのひとつなのに、思ったより着物と食事は相性がとくありません。
美味しく食べきるという点では、少し不安かもしれませんね。
食事を楽しむと決めた日や、夕食はたくさん食べるぞーというときは、洋服がおススメです。
着物とお酒
食べ物は入らなくても、飲み物なら入る!と言えたらよいのですが、そうとも限りません。
着物と食べ物の話について回るのは、後にも先にも「帯・帯、そして帯の締め付け」です。
お水・お茶・ジュースの失敗はあまりないと思いますが、お酒は着物を着ていなくても失敗することも。。。
着物とお酒。着物で冷酒でも嗜む姿は素敵ですが、着物を着たときは洋服を着たときよりも、飲む量に注意が必要です。
- 酔いやすくなります。(実体験あり)
- 通常なんともない量で、酔うことがあります。(実体験あり)
- いつも飲む量で、気分が悪くなることもあります。
- 気が緩みがちになると、着物も緩みがちになります。
もう少し飲みたくても、綺麗に飲み切るには、いつもより少ない量で調整しましょう。
また、苦手な方は、旅先の雰囲気で飲みたくなったとしても、飲まないことを強くすすめます。
ほかにもおいしい飲み物はあるので、ぜひそちらをお楽しみください。
お酒をたしなんだ際の、おトイレも余裕をもって行くことが大事です。
旅館や店員さんの衣装が和装なら、着崩れた場合も、助けてくれるかもしれません。
あまりにも見るに堪えない姿になっていたら、迷わず、相談・助けを求めてください。
いつもより少ない食事量で観光を楽しむ
着物は、どうしても食べられる量・飲める量が、洋服のときよりも限られます。
本当に、思ったより食べられませんし、思ったよりも飲めません。
- 帯の締め付けで、いつもより食べられないかも。
- 飲める人でもいつもより控えめに、飲めない人は飲まない。
- 着物の日は、食べたり飲んだりするよりも、雰囲気を味わう路線での観光がよいかも。
せっかく着物を着ても、具合が悪くなっては旅行も台無しです。着物を着た日の飲食は、控えめくらいが丁度よいですね。
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着たい着物 vs. 着物のお作法
店員さんが「お客さんの希望を一旦かわして、別の着物を見ることをすすめたら」。1回冷静になって、考え直すのも大切です。
店員さんの着物知識にもよりますが、季節にあっていない柄や、着物の可能性があります。
お客さんの希望を店員さんは、優先させるかもしれません。しかし、もし「待った!」と言われたら、ご再考ください。
何より、気に入った着物を着て楽しいと感じたら、それでよいのです。それが1番です。
ホンマにこの人嫌な人やわ、と思われるのも悲しいですが、見ていられないときが過去にありました。
- 体のサイズと合わない着物で、足首が露出している。
- 着崩して、肌の露出が多くなっている。
周りの人は、誰もあなた見ていない、なんて言う方もいるでしょう。
筆者も人様の服装を観察する趣味はありませんが「でも、なぜか目に入る・気づくとき」があります。
誰が何と言おうと、自分が気に入った着物を気分よく着るのが1番です。しかし、誰かに一瞬でも止められたら、考えなおしてみてください。
着物を着た京都観光の理想と現実
着物×京都観光の「理想」!
- 友達同士で着物を着て、散策して、写真を撮りたい!
- パートナーや家族と一緒に、着物を着て回りたい!
- 着物だと割引があるって聞いた!せっかくだし着物を着たい!
- 友達・家族・パートナーと着物を着て、美味しいものを食べたい!
着物×京都観光の「現実」!
- 季節によっては、事前準備や当日の管理が必要かつ大変。
- 場合によっては、疲れやケガの原因になる。
- 食事の量も楽しみたい方には、物足りない結果になり得る。
対策を講じながら、トラブルを最小限に。冒頭に旅にトラブルはつきものと言いましたが、トラブルは最小限に越したことはありません。
ぜひ、京都を「心地よく」楽しんでください。
京都のいけず情報は、こちらから。
京都観光TOPページは、こちら。