このページでは「金閣寺」から「京都市動物園」への行き方を説明しています。
京都市内での移動手段は、京都市バスをはじめに、地下鉄やJRなど多くあります。
ただ、京都市内のバス網は複雑怪奇を絵に描いたような複雑さ。
観光でお越しの方を迷わせたいのかと錯覚するような、バス路線が張り巡らされています。
でも、この記事を見たら大丈夫。皆さんを「金閣寺」から「京都市動物園」まで、無事にお届けします。
「金閣寺」から「京都市動物園」までは、このような交通手段が使えます。
- 京都市バス→京都市営地下鉄
- 京都市バス204号系統
- スカイホップバス
猛暑と底冷えが厳しいとき、バス車内混雑を避けたいときは、タクシーもご検討ください!
【市バス+地下鉄】 金閣寺から動物園への行き方 (おススメ)
金閣寺から動物園までは「京都市バス→地下鉄」をおススメします。
- 複雑・混雑が伴いますが「京都市内観光の1番の足」は、京都市バス
- 手荷物が多い・混雑を避けたい場合は、ぜひ「地下鉄」を!京都を満喫する時間が増えます!
地下鉄を観光の際もご活用いただきたいのですが、京都の地下鉄は、観光に便利とは言えません。
路線上にない有名観光スポットの方が、圧倒的に多いです。
しかし!「金閣寺から動物園」は、乗換があるものの、地下鉄を使ったアクセスがおススメ!
金閣寺から動物園へ行くには「地下鉄+市バス」をご利用ください。
金閣寺と動物園の位置関係図
金閣寺と動物園のおおよその位置関係は、このとおりです。
徒歩のみで行くなら、1時間37分(7.1㎞)ほどの距離感です。
京都市バス「金閣寺」最寄りのバス停
早速注意が必要です。同じ名前のバス停が複数あります。
市バスが複雑で、観光客の皆様が迷いやすい原因の1つ「同じ名前のバス停が複数ある」。
金閣寺の最寄りバス停位置はこちら。
金閣寺最寄りの京都市バスのバス停は「3つ」あり、バス停の名前は「金閣寺道」です。
- 金閣寺道:「同じ名前のバス停が3つ」あります。
- バス停により、行き先は異なります。お乗り間違えにはご注意ください。
乗る向きを間違えると、行きたい方向と真逆の方向へ進んでしまう可能性があるので、ご注意ください。
各バス停から出発するバスの目的地は、このとおりです。
- ① 立命館大学・竜安寺・御室仁和寺・山越 方面行
- 停車するバスは「12」「59」
- ② 北大路バスターミナル・四条河原町・三条京阪・祇園 方面行
- 停車するバスは「12」「59」「204」「205」「M1」
- ③ 京都駅・出町柳駅・銀閣寺・二条城 方面行
- 停車するバスは「204」「205」「M1」
地下鉄駅へ行くバスは「③」のバス停から出発します。
市バス+地下鉄で金閣寺から動物園へ行く
「バス停 金閣寺道③」から「地下鉄 西大路御池駅」を目指します。
- 最寄りバス停バス停 金閣寺道③へ移動
- 乗車するバス京都市バス205号系統
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「10」/ 最小「6」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「7」/ 最小「5」
- [平日 8時~16時]
- 市バス乗車京都市バス205号系統に乗車
- 降車するバス停は「西大路御池」
- 乗車時間:13分 (8駅)
- 市バス降車バス停「西大路御池」で降車
- 地下鉄へ移動地下鉄東西線 西大路御池駅へ移動
- 西大路御池の入口まで「1分(72m)」
- エレベーター有・エスカレーター無
- 乗車する地下鉄地下鉄東西線 西大路御池
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「13」/ 最小「11」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「12」/ 最小「10」
- [平日 8時~16時]
- 地下鉄乗車地下鉄東西線 (烏丸御池・六地蔵方面)に乗車
- 降車する駅は「東山」
- 乗車時間:11分 (6駅)
- 4両編成の電車が来ても、気にせずご乗車ください
- 地下鉄降車地下鉄東西線 「東山駅」で降車
- 動物園動物園まで徒歩
- 動物園まで「徒歩11分(750m)」
【京都市バス】 金閣寺から動物園への行き方
おススメ地下鉄と市バスを使った行き方ですが、金閣寺から動物園までは「京都市バスだけ」でも行けます。
「地下鉄+市バス」と「市バスのみ」の経路に、劇的な違いはありません。
しかし、地下鉄は市バスよりも定時運行に忠実、かつ比較的空いています。地下鉄使ったルートがおススメです。
金閣寺と動物園の位置関係図
金閣寺と動物園のおおよその位置関係は、このとおりです。
徒歩のみで行くなら、1時間37分(7.1㎞)ほどの距離感です。
京都市バス「金閣寺」最寄りのバス停
早速注意が必要です。同じ名前のバス停が複数あります。
市バスが複雑で、観光客の皆様が迷いやすい原因の1つ「同じ名前のバス停が複数ある」。
金閣寺の最寄りバス停位置はこちら。
金閣寺最寄りの京都市バスのバス停は「3つ」あり、バス停の名前は「金閣寺道」です。
- 金閣寺道:「同じ名前のバス停が3つ」あります。
- バス停により、行き先は異なります。お乗り間違えにはご注意ください。
乗る向きを間違えると、行きたい方向と真逆の方向へ進んでしまう可能性があるので、ご注意ください。
各バス停から出発するバスの目的地は、このとおりです。
- ① 立命館大学・竜安寺・御室仁和寺・山越 方面行
- 停車するバスは「12」「59」
- ② 北大路バスターミナル・四条河原町・三条京阪・祇園 方面行
- 停車するバスは「12」「59」「204」「205」「M1」
- ③ 京都駅・出町柳駅・銀閣寺・二条城 方面行
- 停車するバスは「204」「205」「M1」
動物園へ行くバスは「③」のバス停から出発します。
京都市バス「204」号系統で動物園へ行く
京都市バス「204」号系統は「バス停 金閣寺道③」に停車します。
- 最寄りバス停バス停 金閣寺道③へ移動
- 乗車するバス京都市バス204号系統
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「5」/ 最小「3」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「4」/ 最小「3」
- [平日 8時~16時]
- 市バス乗車京都市バス204号系統に乗車
- 降車するバス停は「岡崎道」
- 乗車時間:32分 (18駅)
- 市バス降車バス停「岡崎道」で降車
- 動物園の最寄りバス停ではありません
- 動物園動物園まで徒歩
- 動物園まで「7分(500m)」
204号系統を1番におススメしない理由
204号系統は、ガイドブックなどで「金閣寺から銀閣寺」「銀閣寺から金閣寺」、この2つのお寺をつなぐ路線として紹介されています。
運航本数も多く「金閣・銀閣間の観光路線」として、国内外を問わず、多くの観光客の皆さまが認識しています。
金閣寺と銀閣寺、京都に初めて来た方は、どちらかには行かませんか?
観光でいらした方で、金閣→銀閣を目指す方は、金閣寺最寄りバス停で「204をめがけて乗車する」ケースが多いでしょう。混雑の原因です。
さらに、204号系統のルートには「西ノ京円町」というバス停があり、JR円町駅と連結しています。
JRで異動した方が多く乗り込んでくるため、混雑が加速します。
バス1本で行き方方へは「204号系統」をすすめますが、混雑を少しでも回避するなら「市バス+地下鉄ルート」をおススメします。
ほかの市バスでは行けないの?
京都市バス「204」号系統以外の市バスでも、動物園には行けます。
しかし、以下のような理由があり、あえて紹介していません。
- 「迂回」や「乗換」が発生するため、よけいな時間がかかる
- 204号系統は、動物園の最寄バス停に停車しないが、降車後に歩く距離は短い
204号系統は、動物園直通のバスではありませんが、近くのバス停までアクセスできるバス路線です。
金閣寺から京都市動物園への行き方 比較
金閣寺から動物園へ行くときは「市バス→地下鉄」をおススメします。
- 京都市バス205号系統+地下鉄
- 地下鉄 西大路御池まで「17分」+地下鉄 東山駅まで「11分」+動物園まで「11分」=「39分」
- 地下鉄構内の移動時間を含まず
- 市バスから地下鉄への乗換あり
- 京都市バス204号系統
- バス停 岡崎道まで「35分」、動物園まで「7分」=「42分」
- 乗換なし
金閣寺から京都市動物園までのおススメは「市バス+地下鉄」ルートです。
【スカイホップバス】 金閣寺から動物園への行き方
京都市バス以外で行くなら「スカイホップバス」が候補に挙がります。
路線バスとは毛色が違いますが、この「スカイホップバス」を使っても、金閣寺から動物園まで行くことが可能です。
可能ですが、金閣寺から動物園へ効率的に行きたい場合は、使わない方が得策です。理由は後程説明します。
では、スカイホップバスとは?について説明いたしますね。
乗り降り自由 屋根も時間も開放的
ホップオンホップオフバスは、乗り降り自由のバスツアーコースです。
コース上のバス停なら何度でも乗り降りでき、観光プラ ンを自由に計画できます。デッキから車窓観光を楽しみ、目的地の近くまで来たら一時下車して、再度乗車OK。
見どころたっぷりの京都をバスで快適にめぐりながら、気になる観光地はバスから降りて歩いて散策。お好みのペースで観光を楽しめます。
京都市内で生活していると、スカイホップバスを目にします。赤い車体の2階建てのバスが良く目立ちます。
個人的には「海外からお越しの観光客の皆さん」が良く乗車されている感覚がありますが、多言語対応の音声ガイダンスがあるからかもしれません。
スカイホップバスの価格
スカイホップバスの価格は、京都市バスよりも非常に高いです。
大人 | 子供 | |
当日券(1日券) | 4,000円 | 2,000円 |
2日券 | 6,000円 | 3,000円 |
かなり高額に見えますが、スカイホップバスにしかない楽さはあるかと思います。
- 自由に乗車・下車できる=1日券を買えば、その日は乗り放題
- 運行ルートは有名観光地を通る=自分でバス経路を調べる必要はない
複雑なバス路線を避けたい方や、調べることが少し億劫な方に、重宝する乗り物です。
スカイホップバスの運行ルート
主要観光スポットを回る「レッドコース」の運行ルートは、このとおりです。(距離・詳細な経路は正確ではありません)
スカイホップバスが停車するバス停は14か所あり、⑤の二条駅が現在休止中となっています。
運行ルートをご覧頂いたらわかるのが、スカイホップバスに乗車したら多くの有名観光地、もしくは観光地近くまで連れて行ってくれます。
お値段はなかなかですが、乗車される方が多くいらっしゃるのもよくわかります。
スカイホップバスの運行ルートは、レッドコース以外に「2種類」あります。
- レッドコース
- グリーンコース
- パープルコース
コースの詳細は、スカイホップバスの公式HPで確認できます。
スカイホップバスの運行時間
スカイホップバスの時刻表ですが、観光地の営業終了時間に合わせているのか、最終バスは早めです。
始発は「9時台」、最終は「18時台」です。夜間の運行がないのは記載したとおり、観光地間を結ぶバスだからでしょう。
寺社仏閣が閉門する時間帯を意識して、スカイホップバスも運行されていることが伺えます。
詳しい時刻表は、スカイホップバスのHPをご確認ください。
金閣寺から動物園への行き方
スカイホップバスは二条城南側にバス停があり、動物園近くにもバス停があります。
金閣寺最寄りのスカイホップバス バス停はこちら。
動物園最寄りのスカイホップバス停はこちら。
動物園入り口までは「徒歩1分(86m)」です。
スカイホップバス まとめ
京都観光をするうえで、こんなことが気になったら、スカイホップバスをご検討ください!
- 京都のバス経路は、複雑だと聞いている。調べることは、なるべく少なくしたい。乗るバスも間違えたくない。
- オープントップバスに乗って、爽やかな風に当たりながら移動も楽しみたい。
- 音声ガイドで案内を聞きながら、バスに乗りたい。
確かに、京都のバスは、非常に混みあっていると筆者でも思います。同じ名前のバス停が複数あることも、複雑を際立たせる原因だと感じているところです。
市バスは少し大変そう・・・と思う方は、ぜひ「スカイホップバス」をご利用・・・
金閣寺から動物園まで「効率的に」行きたい場合はおススメできません。
スカイホップバスは一方通行のバスです。運行ルートの通り、金閣寺から動物園まで行くには、あまりにも非効率です。
市バス・スカイホップバスのメリットとデメリット
バスのみにこだわって「金閣寺から動物園」まで行く場合、筆者が思う、京都市バスとスカイホップバスのメリット・デメリットはこのとおりです。
筆者が思う「京都市バスのメリット」はこちら!
- 料金の安さ。均一料金区間は「230円」。
- 地下鉄・バスの1日券「1,100円」を購入すると、バスと地下鉄が乗り放題。
- 路線が張り巡らされているので、どこへ行くにも便利。
筆者が思う「京都市バスのデメリット」はこちら!
- 路線が複雑。同じ名前のバス停も多く、迷いやすい。
- 観光シーズンは、酷い混雑が発生して、バスに乗り込めない。
- 観光シーズンは、歩いた方が早い時が多々ある。
筆者が思う「スカイホップバスのメリット」はこちら!
- 行きたい観光地が運行ルート上の場合、バスに乗り込むだけで連れて行ってくれる。
- 必ず席に座れる。
- オープントップバス・2階建てバスなので、目線も高く気候がよいと気持ちがよい。
筆者が思う「スカイホップバスのデメリット」はこちら!
- 価格のハードルが高め。大人は4,000円・子供は2,000円。
- 雨天・猛暑・寒さなど、天候により乗り心地が異なる。
- 行きたい観光地によっては遠回りになり、到着までに時間がかかる。
- 必ず席に座れる=立ち席がない。満席の場合は、次のバスを待たないといけない。
それぞれのメリット・デメリットを並べてみましたが、皆さんどちらが良いと思われますか?
バスだけで行くとするなら、筆者は「京都市バス」を選択します。
スカイホップバスも、メリットは十二分にありますし、魅力を感じて乗車する方も多いです。
観光バスの、ゆったりとした急かされない雰囲気や、空間づくりが良いと思われる方もいるでしょう。
しかし、筆者は「効率的ではない」「価格」「運行ルートの柔軟さ」「運行本数の多さ」を優先し「京都市バス」を利用します。
ご年齢・体調・お連れの方のコンディション、バス移動に求めることは、人により異なります。
移動に期待することに応じて「市バス」か「スカイホップバス」をお選びください。
地元民からの「交通・お土産情報・Tips」!!
最後に地元民からのおせっかいです。
京都の「生の声」をお伝えします。京都観光のご参考になれば、幸いです。
京都市バスの乗り方と注意点
京都市バスですが、数回触れている通り複雑です。筆者自身も迷っている方、乗り間違えた方、何度も見たことがあります。
京都市バスの乗り方や気を付けること、ちょっとした情報をこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
京都の交通情報
この記事では「金閣寺」から「京都市動物園」への行き方に焦点を当てていますが、京都の観光地は他にもたくさん!
観光地と観光地をつなぐ交通情報は、こちらのページにまとめています。観光の助けになれば、嬉しく思います。
各観光地のお土産情報
各観光地の「買わなくても良いお土産」と「買った方が良いお土産」の情報を掲載しているページがあります。
お土産情報が欲しい方は、ぜひご覧ください。
金閣寺のお土産情報はこちらです。
スカイホップバスのチケット購入
金閣寺から動物園へ真っ先にいく手段としては、おススメできませんが、別の観光地となれば話は変わります。
スカイホップバスのチケットは、「Klook」で購入できます。スカイホップバスの他にも、京都観光のオプションツアーを提供しています。
たとえば、こんなプランが準備されています。
- スカイホップバスの1日券と2日券の購入
- 有名観光地を周遊するプラン
Klookは、海外から日本へ観光に来る方も多く利用している、ツアー会社です。同行する人数が多いツアーでは、国際交流もできますね!
疲れた場合はタクシーを活用
天候・体調により、少しでも楽に移動したいと感じたら、無理をせずにタクシーを使うのも旅を楽しみ切るひとつです。
京都は観光地ですので、タクシーの台数は比較的多いと思います。お客さん待ちのタクシーの列も珍しくはありません。
- しかし、客待ちの列があるのは京都駅や四条通など、一定以上人が多いところだけ。
- 場所によっては、流れるタクシーを見つけられない場所も。
- 時間帯によっては、タクシーが流れていないエリアも。
観光に行ったその場+疲れた状態でのアプリのダウンロードは少し面倒なものです。
面倒ですが、タクシーを見つけられずに疲れた足でフラフラするのは、もっと大変。
一度立ち止まってアプリをダウンロードしたら、お望みの場所までタクシーが来てくれます!
ぜひ、ご利用ください。
京都の他の観光地への行き方はこちら。
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