このページでは「金閣寺」から「三十三間堂」への行き方を説明しています。
京都市内での移動手段は、京都市バスをはじめに、地下鉄やJRなど多くあります。
ただ、京都市内のバス網は、複雑怪奇を絵に描いたような複雑さ。
観光でお越しの方を迷わせたいのかと錯覚するような、バス路線が張り巡らされています。
でも、この記事を見たら大丈夫。皆さんを「金閣寺」から「三十三間堂」まで、無事にお届けします。
「金閣寺」から「三十三間堂」までは、このような交通手段が使えます。
- 京都市バス205号系統→京阪
- 京都市バス59号系統→京阪
猛暑と底冷えが厳しいとき、バス車内混雑を避けたいときは、タクシーもご検討ください!
【市バス+京阪】金閣寺から三十三間堂への行き方 (おススメ)
金閣寺から三十三間堂へは「市バス+京阪」をおススメします。
金閣寺から三十三間堂までの「市バス+京阪ルート」の候補は、このとおりです。所要時間に、差はありません。
- 金閣寺→京都市バス205号系統→京阪→三十三間堂
- 金閣寺→京都市バス59号系統→京阪→三十三間堂
金閣寺と三十三間堂の位置関係図
金閣寺と三十三間堂のおおよその位置関係は、このとおりです。
徒歩のみで行くなら、1時間58分(8.5㎞)ほどの距離感です。
京都市バス「金閣寺」最寄りのバス停
早速注意が必要です。同じ名前のバス停が複数あります。
市バスが複雑で、観光客の皆様が迷いやすい原因の1つ「同じ名前のバス停が複数ある」。
金閣寺の最寄りバス停位置は、こちら。
金閣寺最寄りの京都市バスのバス停は「3つ」あり、バス停の名前は「金閣寺道」です。
- 西大路通り・鞍馬口通りをはさんで、金閣寺道という「同じ名前のバス停が3つ」あります。
- バス停により、バスの行き先が異なります。お乗り間違えにはご注意ください。
乗る向きを間違えると、行きたい方向と真逆の方向へ進んでしまう可能性があるので、ご注意ください。
各バス停から出発するバスの目的地は、このとおりです。
- ① 立命館大学・竜安寺・御室仁和寺・山越 方面行
- 停車するバスは「12」「59」
- ② 北大路バスターミナル・四条河原町・三条京阪・祇園 方面行
- 停車するバスは「12」「59」「204」「205」「M1」
- ③ 京都駅・出町柳駅・銀閣寺・二条城 方面行
- 停車するバスは「204」「205」「M1」
京阪駅へ行くバスは「②」のバス停から出発します。
京都市バス「205」→京阪で三十三間堂へ行く
京都市バス「205」号系統は「バス停 金閣寺道②」に停車します。
- 最寄りバス停バス停 金閣寺道②へ移動
- 乗車するバス京都市バス205号系統
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「11」/ 最小「7」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「9」/ 最小「7」
- [平日 8時~16時]
- 市バス乗車京都市バス205号系統に乗車
- 降車するバス停は「新葵橋」
- 乗車時間:22分 (15駅)
- 市バス降車バス停「新葵橋」で降車
- 京阪駅へ移動バス停「新葵橋」から京阪「出町柳駅」へ移動
- バス停から京阪駅まで「5分(450m)」
- 乗車する京阪京阪 京阪本線
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「12」/ 最小「10」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「12」/ 最小「10」
- [平日 8時~16時]
- 京阪乗車京阪 京阪本線(淀屋橋・中之島方面)に乗車
- 降車する駅は「七条」
- 乗車時間:7分 (3駅、特急使用)
- ※始発・終点駅なので、どれに乗車しても大丈夫です
- ※七条駅も特急停車駅です
- 京阪降車京阪「七条駅」で降車
- 三十三間堂三十三間堂まで徒歩
- 駅から三十三間堂までは「7分(450m)」
京都市バス「59」→京阪で三十三間堂へ行く
京都市バス「59」号系統は「バス停 金閣寺道②」に停車します。
- 最寄りバス停バス停 金閣寺道②へ移動
- 乗車するバス京都市バス59号系統
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「4」/ 最小「3」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「4」/ 最小「3」
- [平日 8時~16時]
- 市バス乗車京都市バス59号系統に乗車
- 降車するバス停は「河原町今出川」
- 乗車時間:21分 (12駅)
- 市バス降車バス停「河原町今出川」で降車
- 京阪駅へ移動バス停「河原町今出川」から京阪「出町柳駅」へ移動
- バス停から京阪駅まで「5分(400m)」
- 乗車する京阪京阪 京阪本線
- [平日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「12」/ 最小「10」 - [土曜・休日 8時~16時]
1時間当たりの運行本数:最大「12」/ 最小「10」
- [平日 8時~16時]
- 京阪乗車京阪 京阪本線(淀屋橋・中之島方面)に乗車
- 降車する駅は「七条」
- 乗車時間:7分 (3駅、特急使用)
- ※始発・終点駅なので、どれに乗車しても大丈夫です
- ※七条駅も特急停車駅です
- 京阪降車京阪「七条駅」で降車
- 三十三間堂三十三間堂まで徒歩
- 駅から三十三間堂までは「7分(450m)」
「205→京阪」or「59→京阪」どちらがおススメ?
金閣寺から三十三間堂までの「市バス+京阪ルート」は、このとおりです。
- 金閣寺→京都市バス205号系統→京阪→三十三間堂
- 金閣寺→京都市バス59号系統→京阪→三十三間堂
「205→京阪」・「59→京阪」どちらでもOK
あまり差はありません。バス停にいて、先に来たバスにご乗車ください。
- 205号系統の方が運行本数は多いですが、59が少ないバスというわけではありません。
- 乗車時間もあまり差はありません。
- 205の進行ルートと59の進行ルート、混雑具合は似たようなイメージです。
- 京阪に乗車したら、その後のルートはまったく同じです。
金閣寺道のバス停でバス待ちをしている際、先に来たバスにご乗車いただいて問題ありません。
ほかの市バスや電車では行けないの?
紹介した経路以外でも、行く方法はありますが、紹介したルートがおススメです。
金閣寺から三十三間堂までのルートは、検索すると、数えきれないほどの候補が表示されます。
乗換が少なく簡潔・混雑も最低限・時間も他のルートと遜色ない、金閣寺から三十三間堂への行き方は今回紹介した2つのルートです。
乗り継ぎはありますが、バス+京阪が、1番スマートに三十三間堂まで行くルートです。
「市バス+京阪」のルートで三十三間堂へ行きましょう!
【スカイホップバス】 金閣寺から三十三間堂への行き方
京都市バス以外で行くなら「スカイホップバス」が候補に挙がります。
路線バスとは毛色が違いますが、この「スカイホップバス」を使っても、金閣寺から三十三間堂まで行くことが可能です。
可能ですが、金閣寺から三十三間堂へ直接行きたい場合は、使わない方が得策です。理由は後程説明します。
まず、スカイホップバスとは?について説明しますね。
乗り降り自由 屋根も時間も開放的
ホップオンホップオフバスは、乗り降り自由のバスツアーコースです。
コース上のバス停なら何度でも乗り降りでき、観光プラ ンを自由に計画できます。デッキから車窓観光を楽しみ、目的地の近くまで来たら一時下車して、再度乗車OK。
見どころたっぷりの京都をバスで快適にめぐりながら、気になる観光地はバスから降りて歩いて散策。お好みのペースで観光を楽しめます。
京都市内で生活していると、スカイホップバスを目にします。赤い車体の2階建てのバスがよく目立ちます。
個人的には「海外からお越しの観光客の皆さん」が乗車している感覚がありますが、多言語対応の音声ガイダンスがあるからかもしれません。
スカイホップバスの価格
スカイホップバスの価格は、京都市バスよりも非常に高いです。
大人 | 子供 | |
当日券(1日券) | 4,000円 | 2,000円 |
2日券 | 6,000円 | 3,000円 |
かなり高額に見えますが、スカイホップバスにしかない楽さはあるかと思います。
- 自由に乗車・下車できる=1日券を買えば、その日は乗り放題
- 運行ルートは有名観光地を通る=自分でバス経路を調べる必要はない
複雑なバス路線を避けたい方や、調べることが少し億劫な方に、重宝する乗り物です。
スカイホップバスの運行ルート
主要観光スポットを回る「レッドコース」の運行ルートは、このとおりです。(距離・詳細な経路は正確ではありません)
スカイホップバスが停車するバス停は14か所あり、⑤の二条駅が現在休止中です。
運行ルートを一目見たらわかります。スカイホップバスに乗車したら、多くの有名観光地もしくは観光地近くまで連れて行ってくれます。
お値段はなかなかですが、乗車される方が多くいるのもよくわかります。
スカイホップバスの運行ルートは、レッドコース以外に「2種類」あります。
- レッドコース
- グリーンコース
- パープルコース
コースの詳細は、スカイホップバスの公式HPで確認できます。
スカイホップバスの運行時間
スカイホップバスの時刻表ですが、観光地の営業終了時間に合わせているのか、最終バスは早めです。
始発は「9時台」、最終は「18時台」です。夜間の運行がないのは、観光地間を結ぶバスだからでしょう。
寺社仏閣が閉門する時間帯を意識して、スカイホップバスも運行していると伺えます。
詳しい時刻表は、スカイホップバスのHPをご確認ください。
金閣寺から三十三間堂への行き方
スカイホップバスには金閣寺バス停があり、三十三間堂にもバス停があります。
金閣寺最寄りのスカイホップバス バス停はこちら。
三十三間堂のスカイホップバス停はこちら。
スカイホップバス バス停から三十三間堂までは「徒歩1分(91m)」です。
スカイホップバス まとめ
京都観光をするうえで、こんなことが気になったら、スカイホップバスをご検討ください!
- 京都のバス経路は、複雑だと聞いている。調べることは、なるべく少なくしたい。乗るバスも間違えたくない。
- オープントップバスに乗って、爽やかな風に当たりながら移動も楽しみたい。
- 音声ガイドで案内を聞きながら、バスに乗りたい。
確かに、京都のバスは、非常に混みあっていると思います。また、同じ名前のバス停が複数あり、複雑さを際立たせる原因だと感じます。
市バスは少し大変そう・・・と思う方は、ぜひ「スカイホップバス」をご利用・・・
金閣寺から三十三間堂まで「効率的に」行きたい場合はおススメできません。
スカイホップバスは一方通行のバスです。運行ルートの通り、金閣寺から三十三間堂まで行くには、あまりにも非効率です。
市バス・スカイホップバスのメリットとデメリット
「バスのみ」にこだわって「金閣寺から三十三間堂」まで行く場合、筆者が思う、京都市バスとスカイホップバスのメリット・デメリットはこのとおりです。
筆者が思う「京都市バスのメリット」はこちら!
- 料金の安さ。均一料金区間は「230円」。
- 地下鉄・バスの1日券「1,100円」を購入すると、バスと地下鉄が乗り放題。
- 路線が張り巡らされているので、どこへ行くにも便利。
筆者が思う「京都市バスのデメリット」はこちら!
- 路線が複雑。同じ名前のバス停も多く、迷いやすい。
- 観光シーズンは、酷い混雑が発生して、バスに乗り込めない。
- 観光シーズンは、歩いた方が早い時が多々ある。
筆者が思う「スカイホップバスのメリット」はこちら!
- 行きたい観光地が運行ルート上の場合、バスに乗り込むだけで連れて行ってくれる。
- 必ず席に座れる。
- オープントップバス・2階建てバスなので、目線も高く気候がよいと気持ちがよい。
筆者が思う「スカイホップバスのデメリット」はこちら!
- 価格のハードルが高め。大人は4,000円・子供は2,000円。
- 雨天・猛暑・寒さなど、天候により乗り心地が異なる。
- 行きたい観光地によっては遠回りになり、到着までに時間がかかる。
- 必ず席に座れる=立ち席がない。満席の場合は、次のバスを待たないといけない。
それぞれのメリット・デメリットを並べてみましたが、皆さんどちらがよいと思われますか?
バスだけで行くとするなら、筆者は「京都市バス」を選択します。
スカイホップバスも、メリットは十二分にありますし、魅力を感じて乗車する方も多いです。
観光バスの、ゆったりとした急かされない雰囲気や、空間づくりが良いと思われる方もいるでしょう。
しかし、筆者は「効率的ではない」「価格」「運行ルートの柔軟さ」「運行本数の多さ」を優先し「京都市バス」を利用します
ご年齢・体調・お連れの方のコンディション、バス移動に求めることは、人により異なります。
移動に期待することに応じて「市バス」か「スカイホップバス」をお選びください。
地元民からの「交通・お土産情報・Tips」!!
最後に地元民からのおせっかいです。
京都の「生の声」をお伝えします。京都観光のご参考になれば、幸いです。
京都市バスの乗り方と注意点
京都市バスですが、数回触れている通り複雑です。筆者自身も迷っている方、乗り間違えた方、何度も見たことがあります。
京都市バスの乗り方や気を付けること、ちょっとした情報をこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
京都の交通情報
この記事では「金閣寺」から「三十三間堂」への行き方に焦点を当てていますが、京都の観光地は他にもたくさん!
観光地と観光地をつなぐ交通情報は、こちらのページにまとめています。観光の助けになれば、嬉しく思います。
各観光地のお土産情報
各観光地の「買わなくても良いお土産」と「買った方が良いお土産」の情報を掲載しているページがあります。
お土産情報が欲しい方は、ぜひご覧ください。
金閣寺のお土産情報はこちらです。
スカイホップバスのチケット購入
金閣寺から三十三間堂へ真っ先にいく手段としては、おススメできませんが、別の観光地となれば話は変わります。
スカイホップバスのチケットは、「Klook」で購入できます。スカイホップバスの他にも、京都観光のオプションツアーを提供しています。
たとえば、こんなプランが準備されています。
- スカイホップバスの1日券と2日券の購入
- 有名観光地を周遊するプラン
Klookは、海外から日本へ観光に来る方も多く利用している、ツアー会社です。同行する人数が多いツアーでは、国際交流もできますね!
疲れた場合はタクシーを活用
天候・体調により、少しでも楽に移動したいと感じたら、無理をせずにタクシーを使うのも旅を楽しみ切るひとつです。
京都は観光地ですので、タクシーの台数は比較的多いと思います。お客さん待ちのタクシーの列も珍しくはありません。
- しかし、客待ちの列があるのは京都駅や四条通など、一定以上人が多いところだけ。
- 場所によっては、流れるタクシーを見つけられない場所も。
- 時間帯によっては、タクシーが流れていないエリアも。
観光に行ったその場+疲れた状態でのアプリのダウンロードは少し面倒なものです。
面倒ですが、タクシーを見つけられずに疲れた足でフラフラするのは、もっと大変。
一度立ち止まってアプリをダウンロードしたら、お望みの場所までタクシーが来てくれます!
ぜひ、ご利用ください。
京都の他の観光地への行き方はこちら。
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