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職歴なしの現実 – 履歴書送付すら不可能

職歴なしの現実 - 履歴書送付すら不可能 ブラック企業

前回の記事では「無職ができないこと」を学生から無職に転落した筆者の経験をもとに書きました。

無職の社会的信用のなさを身をもって経験し、自己肯定感が光の速度で地に叩き付けられましたが、これではいけないと就職活動を行います。

筆者
筆者

でも、就職活動ってどうするの?した事ないから、わからない。

今思い返しても、情けない話です。

なんとかハローワークという選択肢を見つけまして、職員さんに紹介してもらった若者をターゲットにした支援コーナーに行くことになりました。

無職24歳、ハローワーク若者支援コーナーへ行く

若者支援コーナーとは?

さて、優しい職員さんから別の場所にある若者をメインで就職支援を行うコーナーを紹介してもらいました。気を取り直して、お邪魔いたしましょう!

やる気がないと初日から思われても嫌ですので、気になる求人の番号は幾つか控えて参りましょう。

こちらのハローワークの方が、自宅より近くて楽に自転車で行けました。

筆者
筆者

なぜ筆者は初めに別の場所へ行ってしまったのか。。。

若者支援コーナーの雰囲気

つきました、別のハローワーク。こちらの方が中心寄りにありまして、街としての活気が段違いです。

交通量もオフィスも多く、色んな人が行きかっています。

(ハロワの前で保険の営業のお姉さまに突然腕掴まれたのには驚きました。)

ハローワークの建物も大きい・綺麗・明るい・清潔感があるという事はなし。若干どきどきしながら早速受付へ進みます。
中の雰囲気も、良い意味で静かで、相談している方や職員さんの声が聞こえてくる感じでした。
今すぐ帰りたい、とはなりませんでした。ここまで場所によって雰囲気が違うとは驚きです。

対応してくれた職員さんも優しい方でとても印象が良く、就職が決まるまでは専属で担当してくださるとのこと、これは有り難いです。

筆者
筆者

初日は、いくつか応募をして無事に帰りました。・・・まあ、書類選考で落ちたような記憶があります。

求人に応募すらできない!?

無職・職歴なし=応募すらできない!?

ハローワークで紹介してくれる求人情報は数多とありますが、数回ハローワークへ行き出して思い知らされました

担当の職員さんも、相談ブースで話しながらこれはどうだい?と良さげな案件を引っ張ってきてくれるのです。

筆者が応募したいと提出した求人も、ここは辞めた方が良いとアドバイスも下さいます。(え、今思いました。こちらの職員さん、神か?)

若者向けの相談コーナーですので、まず年齢制限で間引かれることはありません。

しかし、こんなことで筆者は応募できる案件が大きく絞られてしまいました。

職歴が一切ないから

応募できない理由

若者向けの案件でも、3年ほどの職務経験がある方という条件を掲げている求人が多い。そもそも条件をクリアできず、応募できない。

当たり前ですが、ハローワークは中途採用メインで紹介しています。中途採用ならやはり即戦力となる方を求めています。

24歳新卒職務経歴なし、と25歳職務経験3年は言わずもがな、後者が勝ります。

後者のような方が応募されたら筆者の履歴書なんて見向きもされませんし、多数応募が来ているなら職務経歴なしと聞いたら今回はご縁がなかったことでと返事があります。

企業担当者と直接やり取りするのは、ハロワの職員さんですが、こんなこと言われたんだな~と察しがつきます。

筆者
筆者

経歴はありませんがやる気と人格は推薦できます、なんておっしゃってくださるんですもん。
そんなこと言わせて申し訳ないことです。。。

余談ですが、この頃の履歴書の経歴欄は書きやすかったです~でもまさか、結果こんなに増えるとは思いませんでした。

私が普通自動車免許を取得していないから

応募できない理由

事務職と言えど、結構な割合で必要な資格欄に普通自動車免許とあったから

アタイ、もっていないのです、自動車免許・・・取る取る言って、気づいたら学生ではなくなっていました。

戻れるなら過去の筆者にとても言いたい、自動車免許は絶対取っておけと。

筆者
筆者

なんでとらなかったかな~本当にこの条件で間引きに間引かれました

自動車免許は学生の間に取得しておくことを、声高らかに主張いたします。

昔の情報ではありますが、学生さんでとっていない方、激しく取得することをお薦めいたしますーーー!!

僅かな資格すら取得していなかったから

応募できない理由

普通自動車免許もない、取り立てて履歴書に書ける資格もない。一般事務でも条件の欄にあったら嬉しい資格ホニャララ、なんて記載があるのも珍しくなかったから。

簿記3級ある方、歓迎、等。秘書検定とか、各資格などの一番易しい資格が結構求人票に掲載されています。

簿記の3級くらいなら、結局使うか使わないかは別として、何か役に立つかもくらいで学生時代に勉強しておくべきでした。

取得しやすいということは、他の競合相手が取得している確率も高く、競合相手が資格を取得されていたら、これまた筆者の負けです。

おまけに歓迎のみで必須ではないと書かれているのに、実際応募しようとしたら、電話口で資格持っていますか?あ、ない、ご縁がなかったことで~も複数経験済みです。

新卒歓迎などと書いていても、中途採用の世界です。応募する事すらままなりません。

もし学生さんで勉学に余裕のある方で、就活を活発に行えていない方はご自身の未来を考えて、なんとなく資格をとることも良いと思います。

筆者
筆者

筆者はとっておけば良いと思いました。

まとめ

就職活動すらままならないとは思いませんでした。

筆者
筆者

浅はかにも職歴がなくても、逆に変な癖がついていなくて良いんじゃない?くらい思っていました。

確かに筆者には変な癖はついていなかったかもしれませんが、戦力になれるだけの力もありません。

求人を会社からみれば一から育てなければならない、手間のかかる面倒な案件でした。

ハローワークは当たりを引けたら、必要以上に自身を卑下する必要なく、存分に就職活動を行える場所です。

  • ご自身の住まいの管轄のハローワークに行かなければならない理由はありません。
  • 地理的に他に行けるハローワークがあったら、自分に合う場所を探しても良いかもしれません。

職歴がないと求人への応募すら叶わない時があります。

  • 新卒の方はどうしようもない話です。無理やり入った会社で短い職歴を筆者の様に複数作ってしまうよりは、潔く派遣などで職歴を積むのも良いと思います。結果、筆者はそうなりました。
  • 辛い企業にお勤めで心と体を削り倒してまで、職歴を作ったほうが良いとも言いません。
  • 余裕があるのであれば職歴とみなせる職歴を付けてから、退職した理由を聞かれても筋の通った回答が話せるまで様子を見るのも一つです。安易な退職はご自身のためにならないこともあります。

普通自動車免許は学生のうちに取得しておくことを強く勧めます。他の資格もしかり。

  • 使う使わない、役立つ役立たないは別に、少し勉強して取得できる資格はあった方が良いです。まずは求人に応募できます。
  • 営業ではないと話にならないかもしれませんが、事務職でも自動車免許を要求される、もしくは尚可として扱われる場合が多々あります。
  • 実際、自動車免許は多くの方がも取得されているので、持っていないと同じスタートラインに立つことすらできません
  • 職歴・人格・資格などで競合相手より勝っている方なら良いのですが、そのような方も稀かと思います。スタートラインにまず立てるよう、自動車免許はあるにこしたことがないでしょう。
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