男子への嫌悪感 – アロマンティック・アセクシャルの原因?

男子への嫌悪感 - アロマンティック・アセクシャルの原因 中学生 (男子への嫌悪感)

小学生も終わりの頃に、筆者は父を亡くしました。

異性の親がいなくなり、男性という生き物を知る機会を大いに無くすことになりましたが、

この出来事が現在のアロマンティック・アセクシャルである筆者を作った原因だとは一切思っておりません

筆者
筆者

個人的にはアロマンティック・アセクシャルとして生まれた、先天的なアロマンティック・アセクシャルだと思っています。

アロマンティック・アセクシャルに共通の出来事として、異性の親を早めに亡くしたなんて挙げるなら、

アロマンティック・アセクシャルの人口はもっと多くて、もっと早く表面化しているのかなと思います。

それに、親御さんがご健在のアロマンティック・アセクシャルの存在をあまりにも考えていませんね。酷い話です。

将来のアロマンティック・アセクシャルである小学生の筆者は、父を亡くしても進む時間に合わせるように、家族含めて日常に戻ろうと頑張ります。

・・・としていたら、気づけば小学校卒業です。

思い出したくもない時期の始まり

人生で一番戻りたくない時期

やって参りました、何か良いことはなかったかと捻り出しても、何も良かったと思えることが一切ない、中学生時代。

本当に、大嫌いです。嫌悪感すら覚えます。今思い出しても気持ち悪くなります。

仮に何か良い出来事があったとしても、それ以上の嫌という気持ちが容易に良い思い出をなかったものにします。

できれば、もっと強い言葉を使って罵りたいのですが、どなたがご覧になっているか分からないので目に余る言葉は避けるようにします。

本当に中学生時代という期間は、まるごと我が人生から切り捨てたい時代です。

表情としては明るめに?ヘラヘラ?していたのですが、心の中で何とも言い難い陰鬱とした言葉をだいたい唱えていました。

筆者
筆者

先生方に反抗的な態度だったとか、品行方正ではない行動を学校でとっていたわけではありません。

父のこともあり、大人に迷惑をかけてはいけない・かけるものではないと心に深く刻んでいました。

そのせいか中学生の筆者は、誰かに迷惑をかけるような言動を目にしたときは、理解し難さ・不快さ・苛立ちを都度覚えるようになっていました

筆者の家庭は平和そのもの

家での筆者は普通だったと思います。

心配や迷惑をかけないように、なるべく心がけていましたので、別段波風立つことなく家庭では過ごしていたはずです。

(家族が実際どのように思っていたかは分かりませんが・・・)

筆者
筆者

おじいちゃん、おばあちゃんに母、みんな好きです。基本的に反抗期はありません。

家族相手に対しては、どこのご家庭でもあるような喧嘩程度はすれど、夜の街を元気が余って探検したり、

人様に勢い余ってご迷惑をおかけしたり、お叱りを受けそうな行為をすることはありませんでした。

パッと見でしたら、良くも悪くも普通で地味な中学生です。

中学校生活はストレス以外の何者でもない

筆者
筆者

家庭だけで良い子をしていたわけではありません。学校生活においても迷惑をかけないよう日々過ごしていたつもりです。

いたって平々凡々に学校生活を送っていたかったのですが、毎日直面するストレスがそうはさせてくれませんでした。

家に帰った後も、何も問題ありませんよ、と演出するのが大変で面倒だった記憶も残っています。

基本的に毎日理解し難い出来事は学校で起きて、何故にこんなことで筆者の心に波風立たせないとならんのかと、常時ストレスを抱えていました

中学校に関わる人間関係(主に同級生・先輩後輩を含む生徒)について、どのように当時思っていたかと言えば、だいたいこんな感じにまとめられます。

(今となっても、あまりこの気持ちに変化はありません)

  1. 名前もわからないくらい、あなたは私と関わりのない人なので、どうでも良い。
    →あなたも私のことはどうでも良いでしょう?
    →気が合いますね。どうか、この関係を維持しましょう。
  2. どうしても学校生活で関わりが生じるけど、私はあなたが好きではない。
    →これ以上、私が不快にならないよう頼むから視界に入らないでほしい。
    →お互い考え方が違うでしょうから、私もあなたに物理的にも近づきません。
  3. 同じクラスに配置されたという理由だけで、物理的に同じ空間にいることを中学校から強要されているからどうしようもないだけで、私はあなたが嫌い。
    →転校して?ついでに転居もして?おまけに本籍から変えて?
    →問題起こして先生方に迷惑かけているのは、あなただからあなたが消えてね。
  4. 同じ空気を吸うことに嫌悪感を覚えるので、私があなたと今すぐ無関係になれるよう、大至急・最優先でどこかの世界へ行ってほしい。
    →自主規制。

学校で接する人間は、このどれかに分類されます。

中学生の頃の友人で微かにでもつながっている子は1名のみ、地理的にも現在は遠くに住んでいますので、なかなか会う機会もありません。

繋がっていると言っても、筆者から連絡を取ることは一切なく、失礼なのは承知の上で言えば、ただただ興味がない。

筆者
筆者

筆者とその子のお母さん同士の方が仲がとても良いです。ほほえましい。。。

ここまで記載した中学の頃の筆者の人間関係でよくお分かりかと思いますが、今でもなお、積極的に中学生の頃の記憶を消去したいところです。

時々ふとした瞬間に何かを思い出しては、白目向いています。よく毎日学校に行っていたと思います。

これもそれも、家族に心配をかけたくない一心だったと思います。

吐き捨てるような歴史をただ書き連ねることもできますが、ここのブログのテーマ「アロマンティック・アセクシャル」も大事にしたいので、

アロマンティック・アセクシャルに関連ありそうな、筆者の人格形成に影響したかもしれないことをこれから書きたいと思います。

男子への「激しい」嫌悪感の芽生え

同じ空間にいるのも嫌

小学校に入ってから、筆者は初めて男の子に対して「なんか嫌だな」という気持ちを覚えました。

でも中学生の頃の嫌悪感と比べることができないくらい、ぼんやりとして気持ち。

かつ、中学の頃とは「嫌の程度」も全く異なるものでした。

関わりのある大半の同級生に対して、程度の差はあれ何かしら腹に抱えるものがあった中学生の頃の筆者。

筆者
筆者

そんな中、全ての男子学生に対してそのように感じたとは言いませんが、男子達に対して身も震えるほどの嫌悪感を中学生時代に初めて覚えました

嫌悪の程度=同じ空気を吸いたくない

嫌悪って大げさな、とおっしゃる方も多いと思います。思春期だからとか、そんな時期誰にでも来るから等、その通りです。

しかしブログに掲載するに際し、伝えたい嫌だった気持ちをそのまま直球の言葉で記載することはできません。

考えながら言葉を選んでいます。嫌悪の程度は大分まろやかに、お上品になっていること、お含みおきください。

筆者
筆者

では、お上品に表現した中学当時の筆者の男子達への嫌悪感の程度は下記の通り。

差し支えなければ、同じ空気を吸いたくない、差し支えなければ、遠い場所の学校へ転校してほしい、差し支えなければ、どこかの世界に勝手にいってもらって、私の人生にかかわらないでほしい、この程度の嫌悪です。

同じ空気を吸いたくないと、中学生時代に当時は友人と呼んでいた子へポロっともらしたら、すごい勢いで引いていました。

そこまで言う?とツッコまれてもおかしくない、強めの言葉には違いありません。

筆者自身でも、いくら嫌いだからって他人様のお子さんに対してそこまで言うか?と思う時もあるにはあります。

しかし、思春期で些細なことでもざわつく頃に、あなた方は知らないでしょうが父のことがまだ落ち着かない時期に、

筆者が嫌悪感を抱いた男子生徒達は、本当に筆者の安寧の邪魔をしてくれました。

本当に同じ空間にいたくなかった、今でもふと思い出してしまった時は、ささやかながら人生に波風多くあれと思ってしまいます。

人を呪わば穴二つで、随分と過去にとらわれているように感じますが、どう頑張っても彼らの幸せを祈ることはできません。

筆者
筆者

我ながら本当に嫌な時代への入り始めです。

アロマンティック・アセクシャルとの関連性

男子への嫌悪感≠アセクシャルの原因

アロマンティック・アセクシャルとの関連性については、どんなことで嫌悪感を覚えたとか、不快だと思ったか具体例を挙げまして、次の記事で考察し、記載していきたいと思っています。

「男子への嫌悪感」+「アロマンティック・アセクシャル」とパッと聞いたら「なんか関連性ありそう!異性に嫌悪感を覚えたからアロマンティック・アセクシャルになったんだ!」と見えるかと思います。

こんなことが理由でアロマンティック・アセクシャルになった方もいらっしゃるでしょう。

筆者
筆者

筆者も我が身のことながら、自身が「アロマンティック・アセクシャル」であることへの関連性として、「中学校の頃の男子への嫌悪感が関係しているのでは?」と考えた時期もありました。

こんな書き方をしているということは「個人的には男子に嫌悪感を抱いたから、筆者はアロマンティック・アセクシャルになった、とは思っていない。」という結論に着地をする予定です。

以前の記事でも、自身のことを「先天的なアロマンティック・アセクシャル」とも表現しております。

少し話がずれますが、筆者はスキンシップが苦手です。ものによっては、二度と会うかと決心するくらい受け入れがたいスキンシップがあります。

もしかしたら、筆者がスキンシップが苦手な原因はこの中学生時代の経験が少なからずあったのでは?そうかもしてない、と思っています。

まとめ

小学校6年生にして父親を亡くし、少しだけ周囲の子供より違う体験をした筆者。

父を亡くす前までは、好き勝手に生きてきたものですが、今後はそうもいきません。

周囲をよく見て、皆に迷惑をかけずに生きていかなければ、家族に迷惑をかけてしまうのでしっかりしようと強く思ったものです。

筆者
筆者

しかし!同世代の全員が全員こんな風に思っているのはありません!

中学生の筆者自身は他人様に迷惑をかけるような間違った行動をしているとは思っておらず(一応)、

色々とやらかす他の子の行動が理解できなさすぎてストレスフルな日々を送っていました。

そんな折の男子への嫌悪感の芽生え!とてもではありませんが、誰かを好きになんてなれなさそうな筆者の中学校生活は日に日にどす黒さを増していきます。

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